精神、肉体ともに多忙な1日。+リクエストに応えて、少しだけお茶会のこと。
2004年11月1日 タカラヅカ「結局、お茶会の日記は書かないんですか? 最後なんだから書いてくださいよ」
と、「み」さん=チェリさんに言われた。
いやあ、書くもなにも。
書けることがないし。
なにしろわたしは、ずーーっと泣きっぱなしだったから。
今までお茶会やイベントでジェンヌさんと握手したりできるときは、必ずナニか言ってきた。黙って握手だけするの、相手に失礼だろうと思うし。感想なり激励なり、なにかしら伝えてきた。
が。
ケロちゃんとの握手、わたしは泣きっぱなしハンカチに顔埋めっぱなしで、話しかけるどころじゃなかった。
「大丈夫ですか?」
と、ケロちゃんが言ってくれるほどに。
大丈夫じゃないです。あなたのせいです。
めそめそめそ。
握手のあと、泣きながら引いたくじは、もちろんはずれ。
なんでもケロちゃん直筆のくじらしい。たしかに1枚1枚たのしそーにいろんな言葉や書き方で「はずれ」が書いてある。アタリにしたって、愉快な書き方がしてあったし。
ケロファンやって長いけど、FCには一切近寄らなかったわたしの、最初で最後のケロ氏直筆サインは「ざんねん」、最初で最後のわたし個人への言葉は「大丈夫ですか?」。
なんつーか、わたしの人生を象徴しているよーな気がするな……。
いや、よいお茶会でしたよ。
感動的でね。
ありがたい席だったしね。
ピアノの真ん前。
大切にメロディを聴いているケロ、歌詞のひとつひとつを丁寧に歌っているケロ、そして泣いているケロが目の前だったし。
わたしはとにかく盛大にヘタレていて、ひたすらがーがー泣いてたんだけど、それでも気になったよ。
ケロちゃんの、ハンカチの行方。
ピアノの前で泣いてしまったケロちゃんに、わたしと同じテーブルの方がハンカチを差し出した。
泣く予定のなかったケロ氏(本人に伏せられていた演出ゆえに、キちゃったらしい)はそのハンカチで涙を拭く。
あー、ケロの涙を吸ったハンカチ、持ち主の手に戻ったら触らせてもらおー、と、わたしはひそかに思っていた。
しかし。
涙の止まらないケロ氏は、はじめはおとなしく涙だけを拭いていたんだが……ついに、鼻水も拭いた。
……あのハンカチ、どうなるんだろう?
涙だけならきっと、貸した人にそのままこの場で返すよねえ?
しかし、鼻水まで拭いてしまった場合は……?
気になった。ものすげー気になった。ハンカチの行方。
ケロがピアノ前から去るときに、持ち主さんがハンカチを返してください、とリアクションした。
するとケロちゃんは。
「ダメです。……絶対ダメ」
と、ハンカチを握りしめて、返さなかった。
一瞬躊躇したのは、返すのが礼儀かしらとかこのまま持って行っちゃったらまずいかなとか、ちらりと考えたせいだと思う。
でも結局、ハンカチを私物化してお持ち帰り。
そーよねえ、鼻水ついたまま、返せないわな。
きっとFC経由で持ち主の元に、洗ってから返されるのだと思う。
「あのままでも良かったのに」
と、ハンカチの持ち主を含めたわたしたちは話し、返却されたハンカチをどうやって保管するかなどの話に花が咲く。わたしなら、額に入れて飾るかしら。
同じテーブルの方々、お世話になりました。
盛大に泣きすぎてヘタレすぎてすみませんでした。
なんかもー、逃げ帰りたい気持ちで、このアホみたいな腐女子日記書いてる自分も嫌で、「緑野こあら」はとっとと抹消しようかとか、本気で考えてもいたんですが。
ま、いいか。
所詮「緑野こあら」はここだけのキャラクタだし。
わたし本人とはキャラがチガウわけだし。
バーチャルはバーチャルでたのしみますわん。
お茶会のことはこのへんでおくとして。
今日は朝からムラでチェリさんに会って、まずはふたりがかりでタニバウさばき。
ごめんねタニちゃん、もう一度観るつもりだったのよ、わたしは。たとえ「スコットがタニでなければ、この作品は名作だったんじゃ?」と首を傾げていたとしても、もう一度君に会いたかったよ。
無事にさばけてよかった。とゆーのも、わたしたちがさばいたすぐあとに、さばきの人混みができていたから。
あれほど売り手がいたんじゃ、出遅れていたらさばけなかったかも……?
ちょっくら時間をつぶしたあと、宝ホでランチ。本日の目的。タニバウをあきらめても、このランチが目的。
チェリさんのお友だちも合流。
仕事のあるチェリさんは早々に退場。残ったわたしとお友だちさんでダーリン語り。何時間? 店を出たのが4時だから、わたしたち5時間も喋っていたの??
すげー美人さんと、ケロちゃんのことだけを語るとゆー、なんとも贅沢なひとときでした。ほろほろ。
じつはモリナ姉さんもムラに来ていて、「会えたら会おうね」と言っていたんだが、ごめんモリナさん、会いに行く時間がなかった。メールだけでお喋り。
おつかいを頼まれていた父の病院は梅田だ、5時までだ、急がなければ。
それから次は毎年恒例、第九のレッスン。梅田とは名ばかり、福島だろソコ、というレッスン会場へ急げ。
最初のうちみょーに眠くて、そーいやここ数日ろくに寝ていないことを思い出す。
遅れてあらっち登場。
「レッスンも再来週で終わりだね。打ち上げ行こうね。来週と再来週、どっちがいい?」
「あ、わたし来週休むよ」
星組の千秋楽だから。
「じゃあ再来週の、最後のレッスンのあとだね。最終日は来るんでしょう?」
「うん、最後は行くよ。なにしろ最後なんだし……あれ?」
千秋楽の翌週、って、ナニかあったよーな?
ありました。
ディナーショーの日じゃん!!
「ダメだわたし、最終日も休む」
「ええっ、じゃあ緑野ちゃん、今日がレッスン最後?」
ぜんぜん、わかってなかった。
わたし、今日がレッスン最後だ。
がーん。
千秋楽の日、1日だけ休んでも、最終日は行く気満々だったからなー。ぴんときてなかった。
やっぱ最後、ちゃんと通しで歌いたかったよ、第九。
「じゃあ緑野ちゃん、今日なにか食べに行く? 急だからふたりだけだけど」
うん。
ふたりで打ち上げー。
てくてく歩いて堂島へ、あらっちおすすめの田楽おでんの店へ。
「それで緑野ちゃんのおかーさんは、どの会に所属しているの? どんなところへ行った?」
最近山登りに目覚めたあらっちは、目をきらきらさせてわたしの母の話を聞きたがる。
あうー。うちの山オタクは、「万歳万歳。山万歳」と毎日歌をうたう鳥なみにうるさいよ。
「いいなあ、緑野ちゃんのおかーさん。会って話を聞きたいわあ」
憧憬の眼差しはよせ。あの人と家族をやるのは、なかなかにしんどいぞ。
それにしても、朝から夜まで予定びっしり、歩き回り喋りまくり。忙しい1日だった。
その間ずーっと、大きなポスターを持ったまま。
うっかり握りつぶしちゃわないよーに、ぶつけてヘコまさないよーに。
もらった姿のまま、大切に大切に、気を配って。
チェリさんからのメールで、「ポスターを一度袋から出して、裏と表を逆にして巻き直した」というのを読み、「そうか、そのテがあったんだ!」と気づいたのは、帰宅途中の電車の中。
わたし、ずーっと表をさらしたまま、ポスター持って梅田の街を闊歩してたよー。
と、「み」さん=チェリさんに言われた。
いやあ、書くもなにも。
書けることがないし。
なにしろわたしは、ずーーっと泣きっぱなしだったから。
今までお茶会やイベントでジェンヌさんと握手したりできるときは、必ずナニか言ってきた。黙って握手だけするの、相手に失礼だろうと思うし。感想なり激励なり、なにかしら伝えてきた。
が。
ケロちゃんとの握手、わたしは泣きっぱなしハンカチに顔埋めっぱなしで、話しかけるどころじゃなかった。
「大丈夫ですか?」
と、ケロちゃんが言ってくれるほどに。
大丈夫じゃないです。あなたのせいです。
めそめそめそ。
握手のあと、泣きながら引いたくじは、もちろんはずれ。
なんでもケロちゃん直筆のくじらしい。たしかに1枚1枚たのしそーにいろんな言葉や書き方で「はずれ」が書いてある。アタリにしたって、愉快な書き方がしてあったし。
ケロファンやって長いけど、FCには一切近寄らなかったわたしの、最初で最後のケロ氏直筆サインは「ざんねん」、最初で最後のわたし個人への言葉は「大丈夫ですか?」。
なんつーか、わたしの人生を象徴しているよーな気がするな……。
いや、よいお茶会でしたよ。
感動的でね。
ありがたい席だったしね。
ピアノの真ん前。
大切にメロディを聴いているケロ、歌詞のひとつひとつを丁寧に歌っているケロ、そして泣いているケロが目の前だったし。
わたしはとにかく盛大にヘタレていて、ひたすらがーがー泣いてたんだけど、それでも気になったよ。
ケロちゃんの、ハンカチの行方。
ピアノの前で泣いてしまったケロちゃんに、わたしと同じテーブルの方がハンカチを差し出した。
泣く予定のなかったケロ氏(本人に伏せられていた演出ゆえに、キちゃったらしい)はそのハンカチで涙を拭く。
あー、ケロの涙を吸ったハンカチ、持ち主の手に戻ったら触らせてもらおー、と、わたしはひそかに思っていた。
しかし。
涙の止まらないケロ氏は、はじめはおとなしく涙だけを拭いていたんだが……ついに、鼻水も拭いた。
……あのハンカチ、どうなるんだろう?
涙だけならきっと、貸した人にそのままこの場で返すよねえ?
しかし、鼻水まで拭いてしまった場合は……?
気になった。ものすげー気になった。ハンカチの行方。
ケロがピアノ前から去るときに、持ち主さんがハンカチを返してください、とリアクションした。
するとケロちゃんは。
「ダメです。……絶対ダメ」
と、ハンカチを握りしめて、返さなかった。
一瞬躊躇したのは、返すのが礼儀かしらとかこのまま持って行っちゃったらまずいかなとか、ちらりと考えたせいだと思う。
でも結局、ハンカチを私物化してお持ち帰り。
そーよねえ、鼻水ついたまま、返せないわな。
きっとFC経由で持ち主の元に、洗ってから返されるのだと思う。
「あのままでも良かったのに」
と、ハンカチの持ち主を含めたわたしたちは話し、返却されたハンカチをどうやって保管するかなどの話に花が咲く。わたしなら、額に入れて飾るかしら。
同じテーブルの方々、お世話になりました。
盛大に泣きすぎてヘタレすぎてすみませんでした。
なんかもー、逃げ帰りたい気持ちで、このアホみたいな腐女子日記書いてる自分も嫌で、「緑野こあら」はとっとと抹消しようかとか、本気で考えてもいたんですが。
ま、いいか。
所詮「緑野こあら」はここだけのキャラクタだし。
わたし本人とはキャラがチガウわけだし。
バーチャルはバーチャルでたのしみますわん。
お茶会のことはこのへんでおくとして。
今日は朝からムラでチェリさんに会って、まずはふたりがかりでタニバウさばき。
ごめんねタニちゃん、もう一度観るつもりだったのよ、わたしは。たとえ「スコットがタニでなければ、この作品は名作だったんじゃ?」と首を傾げていたとしても、もう一度君に会いたかったよ。
無事にさばけてよかった。とゆーのも、わたしたちがさばいたすぐあとに、さばきの人混みができていたから。
あれほど売り手がいたんじゃ、出遅れていたらさばけなかったかも……?
ちょっくら時間をつぶしたあと、宝ホでランチ。本日の目的。タニバウをあきらめても、このランチが目的。
チェリさんのお友だちも合流。
仕事のあるチェリさんは早々に退場。残ったわたしとお友だちさんでダーリン語り。何時間? 店を出たのが4時だから、わたしたち5時間も喋っていたの??
すげー美人さんと、ケロちゃんのことだけを語るとゆー、なんとも贅沢なひとときでした。ほろほろ。
じつはモリナ姉さんもムラに来ていて、「会えたら会おうね」と言っていたんだが、ごめんモリナさん、会いに行く時間がなかった。メールだけでお喋り。
おつかいを頼まれていた父の病院は梅田だ、5時までだ、急がなければ。
それから次は毎年恒例、第九のレッスン。梅田とは名ばかり、福島だろソコ、というレッスン会場へ急げ。
最初のうちみょーに眠くて、そーいやここ数日ろくに寝ていないことを思い出す。
遅れてあらっち登場。
「レッスンも再来週で終わりだね。打ち上げ行こうね。来週と再来週、どっちがいい?」
「あ、わたし来週休むよ」
星組の千秋楽だから。
「じゃあ再来週の、最後のレッスンのあとだね。最終日は来るんでしょう?」
「うん、最後は行くよ。なにしろ最後なんだし……あれ?」
千秋楽の翌週、って、ナニかあったよーな?
ありました。
ディナーショーの日じゃん!!
「ダメだわたし、最終日も休む」
「ええっ、じゃあ緑野ちゃん、今日がレッスン最後?」
ぜんぜん、わかってなかった。
わたし、今日がレッスン最後だ。
がーん。
千秋楽の日、1日だけ休んでも、最終日は行く気満々だったからなー。ぴんときてなかった。
やっぱ最後、ちゃんと通しで歌いたかったよ、第九。
「じゃあ緑野ちゃん、今日なにか食べに行く? 急だからふたりだけだけど」
うん。
ふたりで打ち上げー。
てくてく歩いて堂島へ、あらっちおすすめの田楽おでんの店へ。
「それで緑野ちゃんのおかーさんは、どの会に所属しているの? どんなところへ行った?」
最近山登りに目覚めたあらっちは、目をきらきらさせてわたしの母の話を聞きたがる。
あうー。うちの山オタクは、「万歳万歳。山万歳」と毎日歌をうたう鳥なみにうるさいよ。
「いいなあ、緑野ちゃんのおかーさん。会って話を聞きたいわあ」
憧憬の眼差しはよせ。あの人と家族をやるのは、なかなかにしんどいぞ。
それにしても、朝から夜まで予定びっしり、歩き回り喋りまくり。忙しい1日だった。
その間ずーっと、大きなポスターを持ったまま。
うっかり握りつぶしちゃわないよーに、ぶつけてヘコまさないよーに。
もらった姿のまま、大切に大切に、気を配って。
チェリさんからのメールで、「ポスターを一度袋から出して、裏と表を逆にして巻き直した」というのを読み、「そうか、そのテがあったんだ!」と気づいたのは、帰宅途中の電車の中。
わたし、ずーっと表をさらしたまま、ポスター持って梅田の街を闊歩してたよー。
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