お願いです。
 お化粧がんばってください、ほっくん!!


 ほんとにもー、心から懇願しちゃうよ。頼む、頼むよほっくん。

 君に足りないのは美貌だ!!!

 
 予定にまったくなかったんだが、あっさりサバキで手に入っちゃったもんで、ついでに観てきました、月組新人公演『飛鳥夕映え』
 東宝の新公なんて、たかちゃん新公初主演の『天国と地獄』以来だよ……何年ぶりだそりゃ。
 花組新公の感想、途中でぶった切れたままなのに(9月2日の事件が悪い)、まさか月組新公の感想をまた書くことになろうとは(笑)。
 

 他の人たちはともかくとして、主役の鞍作@ほっくんがえらいことになってました。えらいって……ものすげー、うまかった。
 ムラ公演のときもうまかったよ。技術にかけては太鼓判さ。
 しかし。
 なんかさらに、うまくなってたんですけど。

 響きわたる歌声。
 き、きもちいいっ。
 この歌って、こんなにいい歌だったんだ。思わず目をつぶって聴き惚れてしまった……。

 鞍作という男の想いが、人生が伝わってくる。彼の夢、野望と愛、そしてそれが潰える無念。
 この作品、もう何回か忘れるくらい(記憶力ナシ)は観てきたけど、ラストで泣けたのははじめてだ。

 ほっくんてほんとに、実力派なんだなー。ほけー。
 ほっくんが出てくるたびうれしかった。声を聞くとほっとした。もっともっと歌ってほしくて、「次の歌はどこだっけ」とぼんやり考えた。
 そしてつい、ときおりオペラグラスをのぞいてしまって、「はうっ」とのけぞるのだった。
 ねえほっくん、前も思ったんだけど、その眉毛、なんかまちがってない? ギャグキャラのようなんですけど。
 鞍作をかっこいいと思って見ているのに、オペラグラスは使えない……あああ、ほっくん、お願い、お化粧がんばって。もとの顔立ちなんか、どーだっていいんだから。要は舞台で美しければ、それだけでいいんだから。
 頼む。頼みます。懇願。

 これだけうまいなら、真ん中に立つのは仕方ないかもしれない。そう思えた。
 だからお願い、ビジュアルを向上させて。
 神様、ほっくんに美貌を。彼が美貌を手に入れられれば、みんながしあわせになります。

 
 他の人たちへの感想は、ムラと同じ。
 真咲くん、お化粧さらに失敗してたよーな。真っピンクの顔色に、鼻筋だけ白くて京劇のやうだった。誰か止めてくれよ。
 ひろみちゃんが、ルイ16世のようだったムラに比べて、大分二枚目よりの役作りになっていた。やっぱムラのアレはやりすぎだったのか……。
 たまこちゃんがうまくなっていた。本役コピーまんまなのは変わらないけど、安定感アップ。うまいー。
 長い牛さん(いい加減名前おぼえてやれよ)も、ムラのときより確実にうまくなっていた。
 それくらいかな。

 
 お約束のカーテンコール、「スエニョパティ、スエニョパミ♪」と歌い出したほっくんに、後ろの席からすかさず 「チガウやろ」 とツッコミが入ったのにウケました。わたしの心の声かと思ったよ。

 てゆーか、何故にナチュラルに関西弁……(ここは東京・笑)。

     

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