真面目に作品内容を解説してみました。@TAKARAZUKA舞夢!
2004年8月30日 タカラヅカ ようこそ、魅惑の舞台へ。
主役は、戦隊モノ変身ヒーロー。特撮系イケメン俳優が奥様方のハートをキャッチしている事実を背景に、とりあえずユニット組んでみました。
白+赤のゼウス@おさ、黒のハデス@水、青のポセイドン@きりやん。戦隊名はただいま募集中。
さて、そこへやってくるのはお茶の間の主婦代表、多感なヘラさん@ふーちゃんです。
ひとめ見たときから、ゼウスに夢中。彼女の追っかけ人生がはじまります。よっこらしょ。
しかし芸能人なんてもの、一介の主婦の手の届く存在ではありません。
ヘラさんはゼウスの気を引くために大枚はたくのですが、結果はいまひとつ。
今日もまた、ゼウスの好きな高〜いお店に連れてこられました。遊ぶのはゼウス、払うのはヘラ。……つらいとこですね。
その店の名は、ニューハーフBAR「オリンポス」。
何故かゼウス様はこの店の常連なのです。
「オリンポス」の売りは華やかなショータイム。
さあ、オカマさんたちが次々登場です! セクシーなドレス姿やチャイニーズ風、新体操のようにリボンをくるくる回している子もいます。
オカマ大安売り! おにーさん、どの子が好みですか?
まずは前座で一山いくら。年増から少年まで。「瑞々しいお前が欲しい」ってゼウス様、いちばん若い子@みわっちを口説きにかかったけど、ソレってタダの消去法?
さて、前座が終わって真打ち登場、ニューハーフBAR「オリンポス」のトップスタァ、パンドラ姐さん@きりやんの登場です!! はい、踊り子さんには手を触れないでください!
姐さんの周りには、かっこつけたい・でも腰砕け〜な黒服男たち。ああ、姐さんの隣の男@まっつがかわいい……姐さん、かまわないからそのヘタレ男、食べちゃってください。反対側の男臭いヤツ@爪痕付きのそのかもおまけにつけますから!(笑)
さて、パンドラ姐さんで度肝を抜いたあとは、神秘的な雰囲気で幕を下ろすことにしましょう。
BAR「オリンポス」最後の出し物は、ナルシス・ダンス。ネコふたりの百合っぽい雰囲気をおたのしみください。
衣装も振付もネコだけど、踊っている片割れは体育会系ヘラクレス@らんとむ。筋肉男が演じるネコ、マッチョオカマ、これぞニューハーフ道の神髄でございます。
さてみなさん、お名残惜しいですがニューハーフBAR「オリンポス」のショータイムもここでフィナーレです。
幕の代わりに舞台に現れますのは巨大な水仙。景気よくどーんと笑わせましょう、お客を笑わせてなんぼの世界!
ただしお客の大半は爆笑よりも失笑しているみたいですが、問題ありませんとも。
さすがのヘラさんも限界。毎日毎日ゼウスにはたかられるばかり。ヘラのお金で他の女……ならまだしも、オカマといちゃつくなんて! あたしっていったいなんなの? ただの財布?
男なんて嫌いよ、と、ヘラさんは憤慨。なまじ小金持ちな奥さんなもんで、お取り巻きを連れて腹いせ旅行。あたしがいなくなって、少しはこまればいいんだわ、あんな男。
ああでも、やっぱりゼウスが忘れられない……。
ヘラさんが悶々としているとき、当のゼウス様はどうしていたかというと。
彼はさらに、濃い世界で自在に過ごしておりました。
ニューハーフBARの次は、さらにさらに本物の世界へGO!
彼が入ったのは、「殿方しか入れない店」……しかも黒タキシード着用義務づけ。
うわわわ、ほ、本物だ。本物だよ、ソレ。
ニューハーフの次は、本物ですかー!! どこまで行くんだ、この舞台!
漢漢漢。
正装した男たちで、舞台はむせかえる。
女のいらない世界がソコに。
禁断の世界。
秘密の扉。
だってだって、センターで、寿美礼ちゃんとちはる兄貴が並んで踊ってるーー!!
いいのかソレ。こんな公の場で、ちはおさ披露なんて!(笑)
しかも「本物」のクラブで! 黒タキ姿で!!
ヘラさん、あきらめなよ……あなたの愛したゼウス様は、そっちの世界の人だったんだよ。女はただの財布代わりさ。子猫ちゃんだろうとミツバチちゃんだろうと、男だけの世界には必要ない。必要ないからこそ、ネタにして男同士の交歓を深めたりするのさ……。濃い世界だ……。溜息。
さて、ホモクラブで遊ぶだけがゼウス様じゃない。
ちゃんとお仕事もしてますよ。
今は新作映画の撮影中。
タイトルは『トロイア』。
ゼウス様は主役でもあり狂言回しでもある、難しい役。
同じ戦隊モノでデビューしたハデスとポセイドンも共演。ハデスがヘクトルを演じ、ポセイドンがアキレスを演じる。
戦隊モノに出ているときは親友同士だったふたりが、敵同士役で共演、というのがこの映画の話題のひとつ。
なにしろゼウス様主演映画だから、ホモ臭いのはお約束。
漢漢漢。
男ばかりの画面。ポセイドンとハデスはあからさまに絡むし、その横でさりげなく同じ事務所の若手@ゆみこ・とむが絡んでるし。
戦争物というより、ホモの痴話ゲンカのよーに見えてしまうのはご愛敬。
劇中、主題歌を歌うのはもちろん主役のゼウス様。時間配分なんか置いておいて、フルコーラス歌っちゃうぞーっな勢い。
ああ、人は何故争うのか、かなしいむなしい苦悩苦悩。
ゼウス様の苦悩はやがて、みんながよく知ってるキャンプファイアーな曲に乗って、希望の訪れで終わる。
はい、スタッフロール。
いかがでしたか、魅惑の舞台。戦隊モノヒーロー、ゼウス・ハデス・ポセイドン(ユニット名募集中)が織りなすステージ、『TAKARAZUKA舞夢!』。
フィナーレではゼウス様、ヒーローを通り越してビクトリーム様@金色のガッシュみたいな姿になってますが、それも味かと。
あ、ビクトリーム様をご存じない方は、是非検索してして、お姿を拝見なさってくださいね。「金色のガッシュ ビクトリーム」で検索すれば、どこかで画像が見られると思いますから。
イケメン俳優とその私生活、彼に惚れて追っかけ人生に足を踏み入れた小金持ちの主婦、という斬新なテーマを扱ったショー、『TAKARAZUKA舞夢!』。
みなさまお誘い合わせのうえ、劇場に足をお運び下さいませ。
主役は、戦隊モノ変身ヒーロー。特撮系イケメン俳優が奥様方のハートをキャッチしている事実を背景に、とりあえずユニット組んでみました。
白+赤のゼウス@おさ、黒のハデス@水、青のポセイドン@きりやん。戦隊名はただいま募集中。
さて、そこへやってくるのはお茶の間の主婦代表、多感なヘラさん@ふーちゃんです。
ひとめ見たときから、ゼウスに夢中。彼女の追っかけ人生がはじまります。よっこらしょ。
しかし芸能人なんてもの、一介の主婦の手の届く存在ではありません。
ヘラさんはゼウスの気を引くために大枚はたくのですが、結果はいまひとつ。
今日もまた、ゼウスの好きな高〜いお店に連れてこられました。遊ぶのはゼウス、払うのはヘラ。……つらいとこですね。
その店の名は、ニューハーフBAR「オリンポス」。
何故かゼウス様はこの店の常連なのです。
「オリンポス」の売りは華やかなショータイム。
さあ、オカマさんたちが次々登場です! セクシーなドレス姿やチャイニーズ風、新体操のようにリボンをくるくる回している子もいます。
オカマ大安売り! おにーさん、どの子が好みですか?
まずは前座で一山いくら。年増から少年まで。「瑞々しいお前が欲しい」ってゼウス様、いちばん若い子@みわっちを口説きにかかったけど、ソレってタダの消去法?
さて、前座が終わって真打ち登場、ニューハーフBAR「オリンポス」のトップスタァ、パンドラ姐さん@きりやんの登場です!! はい、踊り子さんには手を触れないでください!
姐さんの周りには、かっこつけたい・でも腰砕け〜な黒服男たち。ああ、姐さんの隣の男@まっつがかわいい……姐さん、かまわないからそのヘタレ男、食べちゃってください。反対側の男臭いヤツ@爪痕付きのそのかもおまけにつけますから!(笑)
さて、パンドラ姐さんで度肝を抜いたあとは、神秘的な雰囲気で幕を下ろすことにしましょう。
BAR「オリンポス」最後の出し物は、ナルシス・ダンス。ネコふたりの百合っぽい雰囲気をおたのしみください。
衣装も振付もネコだけど、踊っている片割れは体育会系ヘラクレス@らんとむ。筋肉男が演じるネコ、マッチョオカマ、これぞニューハーフ道の神髄でございます。
さてみなさん、お名残惜しいですがニューハーフBAR「オリンポス」のショータイムもここでフィナーレです。
幕の代わりに舞台に現れますのは巨大な水仙。景気よくどーんと笑わせましょう、お客を笑わせてなんぼの世界!
ただしお客の大半は爆笑よりも失笑しているみたいですが、問題ありませんとも。
さすがのヘラさんも限界。毎日毎日ゼウスにはたかられるばかり。ヘラのお金で他の女……ならまだしも、オカマといちゃつくなんて! あたしっていったいなんなの? ただの財布?
男なんて嫌いよ、と、ヘラさんは憤慨。なまじ小金持ちな奥さんなもんで、お取り巻きを連れて腹いせ旅行。あたしがいなくなって、少しはこまればいいんだわ、あんな男。
ああでも、やっぱりゼウスが忘れられない……。
ヘラさんが悶々としているとき、当のゼウス様はどうしていたかというと。
彼はさらに、濃い世界で自在に過ごしておりました。
ニューハーフBARの次は、さらにさらに本物の世界へGO!
彼が入ったのは、「殿方しか入れない店」……しかも黒タキシード着用義務づけ。
うわわわ、ほ、本物だ。本物だよ、ソレ。
ニューハーフの次は、本物ですかー!! どこまで行くんだ、この舞台!
漢漢漢。
正装した男たちで、舞台はむせかえる。
女のいらない世界がソコに。
禁断の世界。
秘密の扉。
だってだって、センターで、寿美礼ちゃんとちはる兄貴が並んで踊ってるーー!!
いいのかソレ。こんな公の場で、ちはおさ披露なんて!(笑)
しかも「本物」のクラブで! 黒タキ姿で!!
ヘラさん、あきらめなよ……あなたの愛したゼウス様は、そっちの世界の人だったんだよ。女はただの財布代わりさ。子猫ちゃんだろうとミツバチちゃんだろうと、男だけの世界には必要ない。必要ないからこそ、ネタにして男同士の交歓を深めたりするのさ……。濃い世界だ……。溜息。
さて、ホモクラブで遊ぶだけがゼウス様じゃない。
ちゃんとお仕事もしてますよ。
今は新作映画の撮影中。
タイトルは『トロイア』。
ゼウス様は主役でもあり狂言回しでもある、難しい役。
同じ戦隊モノでデビューしたハデスとポセイドンも共演。ハデスがヘクトルを演じ、ポセイドンがアキレスを演じる。
戦隊モノに出ているときは親友同士だったふたりが、敵同士役で共演、というのがこの映画の話題のひとつ。
なにしろゼウス様主演映画だから、ホモ臭いのはお約束。
漢漢漢。
男ばかりの画面。ポセイドンとハデスはあからさまに絡むし、その横でさりげなく同じ事務所の若手@ゆみこ・とむが絡んでるし。
戦争物というより、ホモの痴話ゲンカのよーに見えてしまうのはご愛敬。
劇中、主題歌を歌うのはもちろん主役のゼウス様。時間配分なんか置いておいて、フルコーラス歌っちゃうぞーっな勢い。
ああ、人は何故争うのか、かなしいむなしい苦悩苦悩。
ゼウス様の苦悩はやがて、みんながよく知ってるキャンプファイアーな曲に乗って、希望の訪れで終わる。
はい、スタッフロール。
いかがでしたか、魅惑の舞台。戦隊モノヒーロー、ゼウス・ハデス・ポセイドン(ユニット名募集中)が織りなすステージ、『TAKARAZUKA舞夢!』。
フィナーレではゼウス様、ヒーローを通り越してビクトリーム様@金色のガッシュみたいな姿になってますが、それも味かと。
あ、ビクトリーム様をご存じない方は、是非検索してして、お姿を拝見なさってくださいね。「金色のガッシュ ビクトリーム」で検索すれば、どこかで画像が見られると思いますから。
イケメン俳優とその私生活、彼に惚れて追っかけ人生に足を踏み入れた小金持ちの主婦、という斬新なテーマを扱ったショー、『TAKARAZUKA舞夢!』。
みなさまお誘い合わせのうえ、劇場に足をお運び下さいませ。
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