愛すべき人たち。@La Esperanza
2004年8月19日 タカラヅカ 花組公演『La Esperanza(ラ・エスペランサ)−いつか叶う−』の感想その2。……オサ×ゆみこ語りを入れれば、その3かな(笑)。
正塚語りは前回でひとまず置くとして、キャラ語りいきまーす。
えー、とりあえずわたし、カルロス@寿美礼ちゃんがすっげー好きです。
どうしよう……かなり好きだ……動揺。
正塚の描くキャラクタは、わたしのツボにクリティカルヒットをかますことが多い。
タカラヅカ全作品のなかで、わたしがいちばん好きで好きで仕方ないキャラは、たぶん『Crossroad』のアルフォンソ@たかこだ。「好き」に順位なんかつけられないけど、あえてつけるなら、アルフォンソ。
他の萌えキャラたちを押しのけて1位になるくらい、ツボな男の子。たとえ当時のたかちゃんがお化粧最悪でビデオで見るのがつらいくらいブスだったとしても、絶対いちばん好き(笑)。
アルフォンソ以外にも、好きなキャラはいっぱいいる。デュシャン@樹里ちゃんなんか、どれだけ焦がれただろう……あんな男を愛する女になりたいと、心から思ったよ(笑)。ほんとわたし、ヘタレ男好きだよなー(笑)。ハウザー大佐@古代みず希にマジでときめいて、ピエール@ナルセにめろめろだったわ。最近ではケビン@たかこに腰砕けだったわねえ……わーん、かっこよすぎー。
そんなふうに、正塚の描くキャラはわたしのツボにはまる。
それを正しく受け継いで、カルロスは好みの男だー。
タンゴを踊っているときの黒い色気と激しさと、ふだんのほにゃらんとしたやわらかさがいいのー。
深刻になってしかるべき過酷な出来事も、逃げずに受け止める潔さがいいの。言い訳しないんだよ。悲劇ぶって同情を求めないんだよ。なにもかも、自分ひとりで飲み込んで、昇華してしまう、その強さ。
ナチュラルな好青年。その質感がいいの。
等身大の恋をしてみたい相手。
そして。
等身大のやほひ萌えをしてみたい男でもありますな……ふふふ。
2番手役はベニート@水くんでいいのかな?
しどころのない役。主人公の親友で、いつも横に並ぶだけの「いい人」という、いちばん難しい役。
ところが。
ところがなんですよ。
わたしこのベニート、すごい好きなの。
だってだって、かっこいいんだもん。
ことさらな悲劇とか障害とか問題とか、なにもないのにかっこいいのよ?
いい人で誠実で恋人を真面目に愛していて、なのにかっこいいの。
物語を作る上で「かっこいい人」ってのは大抵、悲劇のヒーローなのよ。平凡なわたしたちが「なんて気の毒な境遇かしら」と思うような目に遭ってこそ、「かっこよく」見えるものなのよ。
それら一切なしで、それでもかっこいいって、どうよ?!
すごいよベニート@水夏希!!
外見は美男子だけど、恋人でダンスパートナーのイネス@一花ちゃんの尻に敷かれているので、三枚目のイメージが強いベニート。
ムジャヒドに似ていると言う人もいるけど、どこがー? ぜんぜん似てないよー。ムジャよりずっとアタマよさそーじゃん(笑)。
カルロスとベニートが並んでいるだけで、至福の時……ああ、なんて素敵なのかしら。うっとり。
ファビエル@きりやんは、出てきた瞬間びっくりした。
ヒゲ?! てゆーか、老け役?!
きりやんというといつも、少年系だったからさー。他にも役があった『薔薇の封印』でヒゲオヤジをやっているのとは、意味がチガウよ。おどろいた。
しかし、筋の通ったいい役だった。勇み足もまちがいも、全部全部納得のいく正しいキャラクタ。
いい男だよ、ファビエル。
てゆーか。
銀橋でのフラスキータ@あすかちゃんへのプロポーズ。
マジ、ときめいたんですが。
あたし、こんなこと言われたら絶対落ちるって!! 家財道具(と、オタクグッズ)抱えて嫁に行くよ!! わーん、いい男過ぎー。泣く〜〜。
あたしよりかなりチビだけど、そんなのどうでもいい〜、こんな男と恋愛したいよー!!
ファビエルの強さや正直さ、そしてまちがっているところもみんな含めて、愛しいと思ったよ。
フラスキータは出番も少ないし、彼女の動向の説明はほとんどない。
でもその短い出番の中で、わかるからすごいよ。
彼女がカルロスを好きだったことだとか、踊れなくなっても彼を恨んでいないことだとか、ファビエルに感謝し、新たに惹かれていくことだとか。
余分な説明がないのが正塚芝居。あすかちゃんは「台詞にない設定」を表現することに長けている。だから出番がどんなに少なくても、それ以上に饒舌な印象を残す。拍手。
銀橋プロポーズのシーンは、「えっと、彼らが主役だったっけ??」ってくらい、力を持っていた。実力派であり、おそらく正塚のお気に入りであろうふたりの俳優が、がっぷり組んでのシーンだもんなー。そりゃぶっちぎりで名シーンになるわさ。
ヒロインのミルバ@ふーちゃんはただいま健闘中って感じ。
恋愛以前の不思議な距離感を持つ女の子。
あまりラヴラヴした雰囲気にならないのは、演出なのか持ち味なのか。
リアルな女の子だから、心から応援したいな。
それにしても、冒頭のカルロスのタンゴシーンは、ツボに入って笑えて仕方なかった……。
というのも、オサ様黒いのよ、あそこだけやけに(笑)。
エロール様系っていうか。やたらめったら強気でセクスィ〜なんですけど。
うわ、今回はこの路線ですか?! と思ったら、それ以外はふつーの好青年だった。
正塚演出で黒いオサ様を見てみたいわ……ものすげーことになりそうだ(笑)。
半ばのキッチンのシーンは、秀逸。
カラダ中の血がふつふつと沸くのを感じた。好き。気持ちいい。
たのしくてたのしくて、一緒に踊り出したいくらい。
心から拍手をしたわ。
真っ当に好きな作品だからこそ、無意味な狂言回しとラストシーンのやぼったさが気になるところ。
狂言回しと本編の融合を狙ったんだろうけど、ハズしてるよなあ。
まったくもって、バウホールで狂言回しナシで再演して欲しいもんだわ。そしたらラストシーンも全面書き直しになるだろうしさ。
なんにせよ作品とキャラを気に入ったので、地味にリピートかけることにしますわん。……金がないから地味になの(笑)。週末は博多座だしな。
それと、腐女子語りもしたいんですが……文字数ないし、また今度、かなあ。
カルロスとベニートでさあ、ちょっくら一線超えて欲しいなぁ、とか思っちゃうワケよ、腐女子的に。だってあいつら、ナチュラルにラヴいでしょ? 女の子へのキモチとはまったく別のところで、すげーつながっているというか、信頼があるというか。
とくにベニートは、カルロスのことかなり好きだよねえ。カルロスは物事あまり深刻に受け止めないから、ついうっかり、あららなことになっちゃっても、ぜんぜん平気だよねえ。ふたりの関係は変わりそうにないよねえ。
……てな妄想がね。いろいろとね。ベニートってやっぱ受だよね? いや、本人的には攻のつもりだけど、気がついたら組み敷かれているというか……もにょもにょ
あ、文字数切れだ。
正塚語りは前回でひとまず置くとして、キャラ語りいきまーす。
えー、とりあえずわたし、カルロス@寿美礼ちゃんがすっげー好きです。
どうしよう……かなり好きだ……動揺。
正塚の描くキャラクタは、わたしのツボにクリティカルヒットをかますことが多い。
タカラヅカ全作品のなかで、わたしがいちばん好きで好きで仕方ないキャラは、たぶん『Crossroad』のアルフォンソ@たかこだ。「好き」に順位なんかつけられないけど、あえてつけるなら、アルフォンソ。
他の萌えキャラたちを押しのけて1位になるくらい、ツボな男の子。たとえ当時のたかちゃんがお化粧最悪でビデオで見るのがつらいくらいブスだったとしても、絶対いちばん好き(笑)。
アルフォンソ以外にも、好きなキャラはいっぱいいる。デュシャン@樹里ちゃんなんか、どれだけ焦がれただろう……あんな男を愛する女になりたいと、心から思ったよ(笑)。ほんとわたし、ヘタレ男好きだよなー(笑)。ハウザー大佐@古代みず希にマジでときめいて、ピエール@ナルセにめろめろだったわ。最近ではケビン@たかこに腰砕けだったわねえ……わーん、かっこよすぎー。
そんなふうに、正塚の描くキャラはわたしのツボにはまる。
それを正しく受け継いで、カルロスは好みの男だー。
タンゴを踊っているときの黒い色気と激しさと、ふだんのほにゃらんとしたやわらかさがいいのー。
深刻になってしかるべき過酷な出来事も、逃げずに受け止める潔さがいいの。言い訳しないんだよ。悲劇ぶって同情を求めないんだよ。なにもかも、自分ひとりで飲み込んで、昇華してしまう、その強さ。
ナチュラルな好青年。その質感がいいの。
等身大の恋をしてみたい相手。
そして。
等身大のやほひ萌えをしてみたい男でもありますな……ふふふ。
2番手役はベニート@水くんでいいのかな?
しどころのない役。主人公の親友で、いつも横に並ぶだけの「いい人」という、いちばん難しい役。
ところが。
ところがなんですよ。
わたしこのベニート、すごい好きなの。
だってだって、かっこいいんだもん。
ことさらな悲劇とか障害とか問題とか、なにもないのにかっこいいのよ?
いい人で誠実で恋人を真面目に愛していて、なのにかっこいいの。
物語を作る上で「かっこいい人」ってのは大抵、悲劇のヒーローなのよ。平凡なわたしたちが「なんて気の毒な境遇かしら」と思うような目に遭ってこそ、「かっこよく」見えるものなのよ。
それら一切なしで、それでもかっこいいって、どうよ?!
すごいよベニート@水夏希!!
外見は美男子だけど、恋人でダンスパートナーのイネス@一花ちゃんの尻に敷かれているので、三枚目のイメージが強いベニート。
ムジャヒドに似ていると言う人もいるけど、どこがー? ぜんぜん似てないよー。ムジャよりずっとアタマよさそーじゃん(笑)。
カルロスとベニートが並んでいるだけで、至福の時……ああ、なんて素敵なのかしら。うっとり。
ファビエル@きりやんは、出てきた瞬間びっくりした。
ヒゲ?! てゆーか、老け役?!
きりやんというといつも、少年系だったからさー。他にも役があった『薔薇の封印』でヒゲオヤジをやっているのとは、意味がチガウよ。おどろいた。
しかし、筋の通ったいい役だった。勇み足もまちがいも、全部全部納得のいく正しいキャラクタ。
いい男だよ、ファビエル。
てゆーか。
銀橋でのフラスキータ@あすかちゃんへのプロポーズ。
マジ、ときめいたんですが。
あたし、こんなこと言われたら絶対落ちるって!! 家財道具(と、オタクグッズ)抱えて嫁に行くよ!! わーん、いい男過ぎー。泣く〜〜。
あたしよりかなりチビだけど、そんなのどうでもいい〜、こんな男と恋愛したいよー!!
ファビエルの強さや正直さ、そしてまちがっているところもみんな含めて、愛しいと思ったよ。
フラスキータは出番も少ないし、彼女の動向の説明はほとんどない。
でもその短い出番の中で、わかるからすごいよ。
彼女がカルロスを好きだったことだとか、踊れなくなっても彼を恨んでいないことだとか、ファビエルに感謝し、新たに惹かれていくことだとか。
余分な説明がないのが正塚芝居。あすかちゃんは「台詞にない設定」を表現することに長けている。だから出番がどんなに少なくても、それ以上に饒舌な印象を残す。拍手。
銀橋プロポーズのシーンは、「えっと、彼らが主役だったっけ??」ってくらい、力を持っていた。実力派であり、おそらく正塚のお気に入りであろうふたりの俳優が、がっぷり組んでのシーンだもんなー。そりゃぶっちぎりで名シーンになるわさ。
ヒロインのミルバ@ふーちゃんはただいま健闘中って感じ。
恋愛以前の不思議な距離感を持つ女の子。
あまりラヴラヴした雰囲気にならないのは、演出なのか持ち味なのか。
リアルな女の子だから、心から応援したいな。
それにしても、冒頭のカルロスのタンゴシーンは、ツボに入って笑えて仕方なかった……。
というのも、オサ様黒いのよ、あそこだけやけに(笑)。
エロール様系っていうか。やたらめったら強気でセクスィ〜なんですけど。
うわ、今回はこの路線ですか?! と思ったら、それ以外はふつーの好青年だった。
正塚演出で黒いオサ様を見てみたいわ……ものすげーことになりそうだ(笑)。
半ばのキッチンのシーンは、秀逸。
カラダ中の血がふつふつと沸くのを感じた。好き。気持ちいい。
たのしくてたのしくて、一緒に踊り出したいくらい。
心から拍手をしたわ。
真っ当に好きな作品だからこそ、無意味な狂言回しとラストシーンのやぼったさが気になるところ。
狂言回しと本編の融合を狙ったんだろうけど、ハズしてるよなあ。
まったくもって、バウホールで狂言回しナシで再演して欲しいもんだわ。そしたらラストシーンも全面書き直しになるだろうしさ。
なんにせよ作品とキャラを気に入ったので、地味にリピートかけることにしますわん。……金がないから地味になの(笑)。週末は博多座だしな。
それと、腐女子語りもしたいんですが……文字数ないし、また今度、かなあ。
カルロスとベニートでさあ、ちょっくら一線超えて欲しいなぁ、とか思っちゃうワケよ、腐女子的に。だってあいつら、ナチュラルにラヴいでしょ? 女の子へのキモチとはまったく別のところで、すげーつながっているというか、信頼があるというか。
とくにベニートは、カルロスのことかなり好きだよねえ。カルロスは物事あまり深刻に受け止めないから、ついうっかり、あららなことになっちゃっても、ぜんぜん平気だよねえ。ふたりの関係は変わりそうにないよねえ。
……てな妄想がね。いろいろとね。ベニートってやっぱ受だよね? いや、本人的には攻のつもりだけど、気がついたら組み敷かれているというか……もにょもにょ
あ、文字数切れだ。
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