トップスターの役。@飛鳥夕映え
2004年7月26日 タカラヅカ 最近あたし、日記の文章量多いねえ。ストレス溜まってんだねえ(笑)。他愛なく責任のない文章書くことで、発散してるんだねえ(笑)。
『飛鳥夕映え』の話。
ええ、まだこの話。駄作なのに何故、ここまで何度も話題にするかな(笑)。
蘇我鞍作というキャラが壊れているために、どーしよーもなくなっている、この作品。
前提1では「生まれながらの欠陥」の話をした。
ので次、前提2にいってみよー。
前提2は、ある意味タカラヅカ的に正しく、ある意味力技だ。
蘇我鞍作は、とてつもなく魅力的な男である。
あなたの愛する、いちばん魅力的な男役を想像するのだ。
立っているだけで罪! かっこよすぎ! な、スーパースター様を想像するのだ! 存在しているだけで呼吸困難! 視線ひとつで妊娠しちゃうかも! な、セクスィースター様を想像するんだ!
トップスターに理屈はいらない。
同じ仕草、同じ台詞で、観客を殺す。他の人が言ったら笑っちゃう台詞だけど、**様が言ったら腰砕けた〜〜! みたいな。
脚本が破綻していようと、わけがわからなかろうと、スターオーラで煙に巻く。
正しくタカラヅカ、正しく力技。
わたしとかねすきさんは、あまり時間のない観劇後、ちらりとだけ話をした。
「鞍作ってつまり、『トップスターの役』なんだよね」
タカラヅカで「トップスター」という地位にいる人ならば、誰でも似合う役なんだ。
ワタルくんはぜんぜんOKでしょう。
懐の深い、雄々しい鞍作。「兄貴、ついて行くぜ!」てなもんで、人望を集めていそう。
月組前トップのリカちゃんが演じていたら、さぞかしねーーーーっとりと濃い、やんらすぃ鞍作だったでせう。そりゃ女たちが放っておかないわ……浮気も二股も、仕方ないわ、存在自体が罪なんだもん、ということで。
「春野寿美礼さんがやったら、ものすごいことになっていたでしょうね」
と、かねすきさんは笑顔でおそろしいことを言う。
寿美礼ちゃんが鞍作を? …………ぶるぶるっ、想像するだけでもおそろしいわ。色気垂れ流しの邪悪(でも外面は天使)鞍作になったわよ……。女はもとより、男たちもたらしまくられていたわね……千人斬り鞍作……ぶるぶる。
とゆーふーに、「トップスター」ならばそのスターオーラで「説得力」をつけてしまう、そーゆー「器」なキャラクタなんだわ、鞍作。
スターの色を入れるのが前提だから、器自体は空なの。薄くて書き込み不足で辻褄が合ってないの。
観客が、自在に「わたしだけの**様」を観られるように、ツッコミどころをたくさん残してあるの。
……にしても、ツッコミどころが多すぎっていうか、主人公に「欠陥がある」とまで考えなきゃならんほど壊れている必要はないと思うんだが(笑)。
まあ、それでもヅカの駄作のなかではマシなうちだもんな、『飛鳥夕映え』。
この『飛鳥夕映え』は、さえちゃんにあてがきされたものではないんだなあ、としみじみ思う。
「トップスターならば誰でもハマる役」をあてられて、ハマることができないのが、さえちゃんの持ち味なんだもん。
さえちゃんがトップに相応しくないとは、思ってない。そーゆートップがいてもいいと思う。
ただ、座付き作者なら、そーゆーさえちゃんに相応しい作品を書いてあげて欲しかったよ。
お披露目なんだからさー。ご祝儀ってことで、もっと繊細なキャラに書き直してくれればよかったのに。
コム姫といい、さえちゃんといい、いわゆる「トップスター」らしい持ち味のない人に、いかにもな「トップスター」な役を与えてお披露目公演をコケさせるのが、座付き作者の癖なのかしら。
あー、それにしても。
鞍作@寿美礼ちゃんで、鎌足@あさこだったらあたしゃ、萌え狂ってたよ……。
『飛鳥夕映え』の話。
ええ、まだこの話。駄作なのに何故、ここまで何度も話題にするかな(笑)。
蘇我鞍作というキャラが壊れているために、どーしよーもなくなっている、この作品。
前提1では「生まれながらの欠陥」の話をした。
ので次、前提2にいってみよー。
前提2は、ある意味タカラヅカ的に正しく、ある意味力技だ。
蘇我鞍作は、とてつもなく魅力的な男である。
あなたの愛する、いちばん魅力的な男役を想像するのだ。
立っているだけで罪! かっこよすぎ! な、スーパースター様を想像するのだ! 存在しているだけで呼吸困難! 視線ひとつで妊娠しちゃうかも! な、セクスィースター様を想像するんだ!
トップスターに理屈はいらない。
同じ仕草、同じ台詞で、観客を殺す。他の人が言ったら笑っちゃう台詞だけど、**様が言ったら腰砕けた〜〜! みたいな。
脚本が破綻していようと、わけがわからなかろうと、スターオーラで煙に巻く。
正しくタカラヅカ、正しく力技。
わたしとかねすきさんは、あまり時間のない観劇後、ちらりとだけ話をした。
「鞍作ってつまり、『トップスターの役』なんだよね」
タカラヅカで「トップスター」という地位にいる人ならば、誰でも似合う役なんだ。
ワタルくんはぜんぜんOKでしょう。
懐の深い、雄々しい鞍作。「兄貴、ついて行くぜ!」てなもんで、人望を集めていそう。
月組前トップのリカちゃんが演じていたら、さぞかしねーーーーっとりと濃い、やんらすぃ鞍作だったでせう。そりゃ女たちが放っておかないわ……浮気も二股も、仕方ないわ、存在自体が罪なんだもん、ということで。
「春野寿美礼さんがやったら、ものすごいことになっていたでしょうね」
と、かねすきさんは笑顔でおそろしいことを言う。
寿美礼ちゃんが鞍作を? …………ぶるぶるっ、想像するだけでもおそろしいわ。色気垂れ流しの邪悪(でも外面は天使)鞍作になったわよ……。女はもとより、男たちもたらしまくられていたわね……千人斬り鞍作……ぶるぶる。
とゆーふーに、「トップスター」ならばそのスターオーラで「説得力」をつけてしまう、そーゆー「器」なキャラクタなんだわ、鞍作。
スターの色を入れるのが前提だから、器自体は空なの。薄くて書き込み不足で辻褄が合ってないの。
観客が、自在に「わたしだけの**様」を観られるように、ツッコミどころをたくさん残してあるの。
……にしても、ツッコミどころが多すぎっていうか、主人公に「欠陥がある」とまで考えなきゃならんほど壊れている必要はないと思うんだが(笑)。
まあ、それでもヅカの駄作のなかではマシなうちだもんな、『飛鳥夕映え』。
この『飛鳥夕映え』は、さえちゃんにあてがきされたものではないんだなあ、としみじみ思う。
「トップスターならば誰でもハマる役」をあてられて、ハマることができないのが、さえちゃんの持ち味なんだもん。
さえちゃんがトップに相応しくないとは、思ってない。そーゆートップがいてもいいと思う。
ただ、座付き作者なら、そーゆーさえちゃんに相応しい作品を書いてあげて欲しかったよ。
お披露目なんだからさー。ご祝儀ってことで、もっと繊細なキャラに書き直してくれればよかったのに。
コム姫といい、さえちゃんといい、いわゆる「トップスター」らしい持ち味のない人に、いかにもな「トップスター」な役を与えてお披露目公演をコケさせるのが、座付き作者の癖なのかしら。
あー、それにしても。
鞍作@寿美礼ちゃんで、鎌足@あさこだったらあたしゃ、萌え狂ってたよ……。
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