結局は人を見に行ってるだけなんだよね。@TCAスペシャル2004
2004年7月17日 タカラヅカ さすがにもう書くの飽きてきた、『TCAスペシャル2004「タカラヅカ90−100年への道−」』の感想その6、これで最後です。
芝居以外のパートは、各組ごと+特出チームで超絶簡単な歌い継ぎショーになってました。
花月雪星宙の順で、年代順。
最初の花組が気の毒なのは、歌のセンスが半世紀前だということ……なんだけど、さすがだタカラヅカ、半世紀前も現代も大してちがいはねぇ。
タカラヅカはあきれるほどタカラヅカなのである。
第2部昭和後半からよーやく、実際に馴染みのある曲になってくれた。
……それにしても、そのいちばん馴染みがあり、かつなつかしい曲を歌ってくれるのが星組さんたちで……破壊力抜群。
星組に歌手を。切実な祈りですわな。
不思議だったのは、最後の宙組。最近の曲のパートなのはわかるけど、何故か宙組ヒットステージだった。
なんで宙組が宙組の曲を歌ってるの? トウコは『王家に捧ぐ歌』の曲を歌うし。
歴史を振り返るのが目的で、自分の持ち歌を披露する場ではないでしょう?
好きな歌を好きな人で聴けて、うれしかったんだけどさ。
うわー、たかこの『ミレチャ』久々に聴いた〜〜。好きだったな、コレ(笑)。『エクスカリバー』も、作品のばかばかしさは置いておいて、歌は好きだったよ……。
宙組ファンには何故かおいしいイベントでした、どういうことだ、TCA。
フィナーレの「学年別」ヒットパレードはヅカファンの本能としてたのしんだ。
ヅカにおける学年、同期ってやつはほんと、独特の魅力を持っているよねえ。TCAに出るようなスターを「同期」で並べると、華やかさと親近感がばーっと増すんだもの。
てゆーか。
ゆうひさん、あなた何故、2番手さんと一緒に歌っちゃいますか。
答え、同期だからです。
…………わかってる、わかってるけどっ。なんかすっげーうれしいんですが(笑)。
かしげ、あさこ、ゆうひの並びが。
月組公演でさえ存在しないシーンが、TCAで観られたなんて……わーい、この目で見られてうれしいよう。
これだけ「同期大安売り」の構成じゃ、Myダーリン・ケロちゃんは出る場所がなかったなと思うけどさ。いくら同期でも、安蘭けい様と並んでフィナーレには出れまいよ……かしあさとゆーひ以上に、立場開きすぎてるもんなぁ。
最初に言ったけれど、いちばん文句なしでたのしかったのが、1部の2番手6人(多い……)の「歴史の時間」だ。
『ドンブラコ』からはじまる、どーしよーもない古くさい歌たちを、力技でギャグにして、たのしいエンタメシーンとして昇華させた。
2番手6人は、それぞれとんでもないお笑い眼鏡をかけて、コミカルに大袈裟に歌う踊るおどける。
だから、6人は多いってば。
誰を見ればいいのかわからない〜〜。みんな素敵すぎ〜〜。バカ眼鏡姿なのにぃ(笑)。
あさこと組むトウコとかな……目に新しくていいなぁ。こういう豪華なシーンをいっぱい観たかったのにな。ここだけだなんてな。
6人が横1列で、歌っていない人もそれぞれなにかしらやっているもんだから、目が6つ欲しかったよ、マジで。
さて、最後にトド様なんだが。
トドロキ氏はまさにタカラヅカの象徴のように思えた。
ごめん、あまりいい意味でじゃない。
トド様は徹頭徹尾、タカラヅカの持つ「伝統」というか、「古くささ」を踏襲していらっしゃいました。
彼はひたすら古い。重い。
もちろん生涯をヅカに捧げるお人だから、かたくなに伝統的男役である必要があるんだろうけど。
今回のTCAの悪趣味だったところ、つまらなかったところ、憤慨したところ、そーゆー悪い意味での「伝統にあぐらをかいた観客無視の自己満足」が感じられる部分での、タカラヅカの象徴のような存在に見えたんだ。
これからどうなるんだろうなぁ、タカラヅカ。
これからどうなるんだろうなぁ、轟悠。
……ってくらいに、悪い意味での古くささを感じたんだよ。
伝統が素晴らしいのはわかったから、連呼しまくらないでください。自画自賛しないでください。
本当に素晴らしいなら、ここぞというときに、ちらりともったいつけて見せていただければそれで、十分ですから。
あとは苔にまみれた過去ではなく、「現代」を見せてください。
「現代」が輝けば輝くほど、そこにつづく「過去」や「伝統」がすばらしかった、ということなのだから。
自分で声高に宣伝しなくても、ちゃんと伝わりますから。
つーことで、トド様はタカラヅカの悪い見本みたいな使われ方してないで、もっと出番少なくてもぴりりとかっこよく(あるいは愉快な)登場の仕方をして欲しかったよ。
それこそ、トップスター色男5人組扮する美女(!)を転がしてくれる、とかさー(笑)。中年の色男は、自分より背の高い女を転がしてもOKなんだからさー。たかちゃんなんか、絶対大喜びでドレスアップして迫ってくると思うのになー。たとえヒールとカツラで身長185cmを超えていたとしてもだ!!(笑)
個人的に美女オサちゃんと、色男トド様の絡みが見たかった……。
とりあえずトド様、エリマキトカゲ衣装だけはやめて……現役時代から、ファンはかなしい想いをしつづけているのよ……あなたソレ、致命的に似合わないから。
MCも苦手なんだから、わざわざしなくていいっす……。
出番少なくても、真ん中に立たなくなっても、ずっとずっと好きだから。
タカラヅカの悪しき象徴には、ならないで。
第1部があまりにひどかったため(笑)、幕間では相当脱力していたわたしですが、2部がそこそこたのしかったので、なんだかんだいって機嫌良く帰路につきました。
宙組ヒットパレードと、フィナーレの学年別スター特集がたのしかったんだもーん。お花様のエトワールにはひっくり返ったけどさー(笑)。
参加することに意義のある、TCA。
大抵駄作立腹作だが、それでもがんばってチケ取りするぞ。いや、ここ何年か続けさまにチケット手に入っているから、次こそは無理な気もするが。努力だけはするぞ。
年に一度のお祭りだから。
タカラヅカが、好きだから。
芝居以外のパートは、各組ごと+特出チームで超絶簡単な歌い継ぎショーになってました。
花月雪星宙の順で、年代順。
最初の花組が気の毒なのは、歌のセンスが半世紀前だということ……なんだけど、さすがだタカラヅカ、半世紀前も現代も大してちがいはねぇ。
タカラヅカはあきれるほどタカラヅカなのである。
第2部昭和後半からよーやく、実際に馴染みのある曲になってくれた。
……それにしても、そのいちばん馴染みがあり、かつなつかしい曲を歌ってくれるのが星組さんたちで……破壊力抜群。
星組に歌手を。切実な祈りですわな。
不思議だったのは、最後の宙組。最近の曲のパートなのはわかるけど、何故か宙組ヒットステージだった。
なんで宙組が宙組の曲を歌ってるの? トウコは『王家に捧ぐ歌』の曲を歌うし。
歴史を振り返るのが目的で、自分の持ち歌を披露する場ではないでしょう?
好きな歌を好きな人で聴けて、うれしかったんだけどさ。
うわー、たかこの『ミレチャ』久々に聴いた〜〜。好きだったな、コレ(笑)。『エクスカリバー』も、作品のばかばかしさは置いておいて、歌は好きだったよ……。
宙組ファンには何故かおいしいイベントでした、どういうことだ、TCA。
フィナーレの「学年別」ヒットパレードはヅカファンの本能としてたのしんだ。
ヅカにおける学年、同期ってやつはほんと、独特の魅力を持っているよねえ。TCAに出るようなスターを「同期」で並べると、華やかさと親近感がばーっと増すんだもの。
てゆーか。
ゆうひさん、あなた何故、2番手さんと一緒に歌っちゃいますか。
答え、同期だからです。
…………わかってる、わかってるけどっ。なんかすっげーうれしいんですが(笑)。
かしげ、あさこ、ゆうひの並びが。
月組公演でさえ存在しないシーンが、TCAで観られたなんて……わーい、この目で見られてうれしいよう。
これだけ「同期大安売り」の構成じゃ、Myダーリン・ケロちゃんは出る場所がなかったなと思うけどさ。いくら同期でも、安蘭けい様と並んでフィナーレには出れまいよ……かしあさとゆーひ以上に、立場開きすぎてるもんなぁ。
最初に言ったけれど、いちばん文句なしでたのしかったのが、1部の2番手6人(多い……)の「歴史の時間」だ。
『ドンブラコ』からはじまる、どーしよーもない古くさい歌たちを、力技でギャグにして、たのしいエンタメシーンとして昇華させた。
2番手6人は、それぞれとんでもないお笑い眼鏡をかけて、コミカルに大袈裟に歌う踊るおどける。
だから、6人は多いってば。
誰を見ればいいのかわからない〜〜。みんな素敵すぎ〜〜。バカ眼鏡姿なのにぃ(笑)。
あさこと組むトウコとかな……目に新しくていいなぁ。こういう豪華なシーンをいっぱい観たかったのにな。ここだけだなんてな。
6人が横1列で、歌っていない人もそれぞれなにかしらやっているもんだから、目が6つ欲しかったよ、マジで。
さて、最後にトド様なんだが。
トドロキ氏はまさにタカラヅカの象徴のように思えた。
ごめん、あまりいい意味でじゃない。
トド様は徹頭徹尾、タカラヅカの持つ「伝統」というか、「古くささ」を踏襲していらっしゃいました。
彼はひたすら古い。重い。
もちろん生涯をヅカに捧げるお人だから、かたくなに伝統的男役である必要があるんだろうけど。
今回のTCAの悪趣味だったところ、つまらなかったところ、憤慨したところ、そーゆー悪い意味での「伝統にあぐらをかいた観客無視の自己満足」が感じられる部分での、タカラヅカの象徴のような存在に見えたんだ。
これからどうなるんだろうなぁ、タカラヅカ。
これからどうなるんだろうなぁ、轟悠。
……ってくらいに、悪い意味での古くささを感じたんだよ。
伝統が素晴らしいのはわかったから、連呼しまくらないでください。自画自賛しないでください。
本当に素晴らしいなら、ここぞというときに、ちらりともったいつけて見せていただければそれで、十分ですから。
あとは苔にまみれた過去ではなく、「現代」を見せてください。
「現代」が輝けば輝くほど、そこにつづく「過去」や「伝統」がすばらしかった、ということなのだから。
自分で声高に宣伝しなくても、ちゃんと伝わりますから。
つーことで、トド様はタカラヅカの悪い見本みたいな使われ方してないで、もっと出番少なくてもぴりりとかっこよく(あるいは愉快な)登場の仕方をして欲しかったよ。
それこそ、トップスター色男5人組扮する美女(!)を転がしてくれる、とかさー(笑)。中年の色男は、自分より背の高い女を転がしてもOKなんだからさー。たかちゃんなんか、絶対大喜びでドレスアップして迫ってくると思うのになー。たとえヒールとカツラで身長185cmを超えていたとしてもだ!!(笑)
個人的に美女オサちゃんと、色男トド様の絡みが見たかった……。
とりあえずトド様、エリマキトカゲ衣装だけはやめて……現役時代から、ファンはかなしい想いをしつづけているのよ……あなたソレ、致命的に似合わないから。
MCも苦手なんだから、わざわざしなくていいっす……。
出番少なくても、真ん中に立たなくなっても、ずっとずっと好きだから。
タカラヅカの悪しき象徴には、ならないで。
第1部があまりにひどかったため(笑)、幕間では相当脱力していたわたしですが、2部がそこそこたのしかったので、なんだかんだいって機嫌良く帰路につきました。
宙組ヒットパレードと、フィナーレの学年別スター特集がたのしかったんだもーん。お花様のエトワールにはひっくり返ったけどさー(笑)。
参加することに意義のある、TCA。
大抵駄作立腹作だが、それでもがんばってチケ取りするぞ。いや、ここ何年か続けさまにチケット手に入っているから、次こそは無理な気もするが。努力だけはするぞ。
年に一度のお祭りだから。
タカラヅカが、好きだから。
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