水を差されたあと。@キル・ビルVol.2
2004年6月16日 映画 うおー。日記書くのひさしぶり。
てゆーか、ネットできる環境がひさしぶり。
日記自体はハンドヘルドPCに書いていたんだけど、ケーブル紛失しちゃってて、サイトにはUPできないままでした(だめじゃん)。
そしてこの使えない日記サイトときたら、1週間前に見た映画の感想は認めるけど、10日前に見た映画は認めてくれないのよ(笑)。
だから、「映画」カテゴリが使えない。ほんっとに使えねー(笑)。
☆
『キューティーハニー』を見た足で、次は『キル・ビル2』だ。我ながら節操のないチョイス。
1を見たからという強迫観念ゆえに見た感じ。続き物だからねー。
もう上映しているスクリーンが少ないから、すごい混みようだったわ。
さて。復讐に燃えるザ・ブライド@ユマ・サーマンの戦いやいかに。
監督・脚本クエンティン・タランティーノ、出演ユマ・サーマン、デヴィッド・キャラダイン、ダリル・ハンナ。
続き物だから仕方ないな、という、鑑賞理由と同じ感想だった。
というのも、ほんとーにただの「続き」であって、「パート2」ではなかったんだ。
つまり、1と同じテンションで作られた2は、見ている者には失速して感じられるということ。
1の方がおもしろかったな……。
2は同じことをやっているだけで、目新しくないし、なんか飽きちゃった。
もともと1本の作品だったのを、2本に分けて公開したんだよねえ。これは諸刃の剣だよなあ。まったくもって。せっかく作ったんだから、カットしてしまうのはもったいないし、全部見て欲しいけど、かといって飽きられちゃったら元も子もないよなあ。
いくら期間を置かずに上映したとしても、ふたつに分かれていることで、水が差されているよーなもんだもんなー。
いやはや、難しい。
舞台が日本でなかったことも、トンデモ度を下げることになって、つまらなくなったんだろうな。あのみょーちくりんな日本語も出なくなったし。
ふつーにアメリカな殺し合い。
愉快にいろいろ戦っていて、画面は華やかだし、いちいちつっこみどころにあふれていて、とてもたのしかったんだけどねー。
愛だとか復讐だとか、情緒的なものが動機になっているわりに、登場人物の情緒のなさがいっそすがすがしいし。
どういう決着をつけるのかと思ったら、ほんとーにただ「ビルを殺せ」で終わったし。
こーゆー情緒無視の仕方って、日本ではありえないと思うから、興味深い。
日本人の感覚なら、あのラストはありえない(笑)。
よーやく復讐相手の男もとへたどりついたヒロイン。死んだものと思っていた我が娘が、父親である男の愛につつまれて育っていた。幼い娘は無邪気に男をパパと呼び、ヒロインをママと呼ぶ。
ところがパパとママは殺し合い、パパを殺したママは幼い娘を抱いて幸福に笑う。
……娘の立場は?
ずっと待っていたママが現れたと思ったら、パパが殺されて、今日からママと暮らすの、って。しあわせしあわせ、めでたしめでたし。
……めでたくない(笑)。
悪とふつーの感覚があたりまえに同居している。それは1の最初からそうだったけど。
ひとを愛し、社会生活をし、ふつーに過ごす感覚と、暴力と殺人がなんの疑問もなく融合しているの。
そういう世界観はアリだと思うが、やっぱ「こいつら情緒ねえ」と思ってしまうわ(笑)。
まあシンプルにたのしめました。1ほどおもしろくなかったにしろ。
もしもこの作品がふつーに一本ものだったら、すっごくおもしろかったんだろうなと思う。
てゆーか、ネットできる環境がひさしぶり。
日記自体はハンドヘルドPCに書いていたんだけど、ケーブル紛失しちゃってて、サイトにはUPできないままでした(だめじゃん)。
そしてこの使えない日記サイトときたら、1週間前に見た映画の感想は認めるけど、10日前に見た映画は認めてくれないのよ(笑)。
だから、「映画」カテゴリが使えない。ほんっとに使えねー(笑)。
☆
『キューティーハニー』を見た足で、次は『キル・ビル2』だ。我ながら節操のないチョイス。
1を見たからという強迫観念ゆえに見た感じ。続き物だからねー。
もう上映しているスクリーンが少ないから、すごい混みようだったわ。
さて。復讐に燃えるザ・ブライド@ユマ・サーマンの戦いやいかに。
監督・脚本クエンティン・タランティーノ、出演ユマ・サーマン、デヴィッド・キャラダイン、ダリル・ハンナ。
続き物だから仕方ないな、という、鑑賞理由と同じ感想だった。
というのも、ほんとーにただの「続き」であって、「パート2」ではなかったんだ。
つまり、1と同じテンションで作られた2は、見ている者には失速して感じられるということ。
1の方がおもしろかったな……。
2は同じことをやっているだけで、目新しくないし、なんか飽きちゃった。
もともと1本の作品だったのを、2本に分けて公開したんだよねえ。これは諸刃の剣だよなあ。まったくもって。せっかく作ったんだから、カットしてしまうのはもったいないし、全部見て欲しいけど、かといって飽きられちゃったら元も子もないよなあ。
いくら期間を置かずに上映したとしても、ふたつに分かれていることで、水が差されているよーなもんだもんなー。
いやはや、難しい。
舞台が日本でなかったことも、トンデモ度を下げることになって、つまらなくなったんだろうな。あのみょーちくりんな日本語も出なくなったし。
ふつーにアメリカな殺し合い。
愉快にいろいろ戦っていて、画面は華やかだし、いちいちつっこみどころにあふれていて、とてもたのしかったんだけどねー。
愛だとか復讐だとか、情緒的なものが動機になっているわりに、登場人物の情緒のなさがいっそすがすがしいし。
どういう決着をつけるのかと思ったら、ほんとーにただ「ビルを殺せ」で終わったし。
こーゆー情緒無視の仕方って、日本ではありえないと思うから、興味深い。
日本人の感覚なら、あのラストはありえない(笑)。
よーやく復讐相手の男もとへたどりついたヒロイン。死んだものと思っていた我が娘が、父親である男の愛につつまれて育っていた。幼い娘は無邪気に男をパパと呼び、ヒロインをママと呼ぶ。
ところがパパとママは殺し合い、パパを殺したママは幼い娘を抱いて幸福に笑う。
……娘の立場は?
ずっと待っていたママが現れたと思ったら、パパが殺されて、今日からママと暮らすの、って。しあわせしあわせ、めでたしめでたし。
……めでたくない(笑)。
悪とふつーの感覚があたりまえに同居している。それは1の最初からそうだったけど。
ひとを愛し、社会生活をし、ふつーに過ごす感覚と、暴力と殺人がなんの疑問もなく融合しているの。
そういう世界観はアリだと思うが、やっぱ「こいつら情緒ねえ」と思ってしまうわ(笑)。
まあシンプルにたのしめました。1ほどおもしろくなかったにしろ。
もしもこの作品がふつーに一本ものだったら、すっごくおもしろかったんだろうなと思う。
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