人生が愛しくなる物語。@死に花
2004年6月14日 映画 あああ、次郎さん!!
なんて素敵なの次郎さん、なんてぷりちーなの次郎さん!!
と、わたしのハートを直撃、興奮しまくりでした、映画『死に花』。
監督・犬童一心、出演・山崎努、青島幸男、谷啓、宇津井健。
老人老人老人ばかりの映画。
高級老人ホームで余生を過ごす仲良しじーさん5人組だったが、そのうちのひとりが先に死んでしまった。彼の遺品に「死に花」というタイトルのノートがあり、そこにはなんと銀行の地下金庫襲撃計画が詳細に記されていた!
死んだ友の意志を継いで、老人たちが挑む金庫破り!!
愛と友情と人生と、夢とロマンの物語。
じじい好きにはたまらない映画です。『世界の中心で…』を見なくても、『死に花』はなにがなんでも見ますわよ!(笑)
山崎努ファンのわたしは、わくわくと見に行きましたとも。……映画館、ヒト少ねぇ。つか、若者いねぇ(笑)。
出てくるのはたしかにじじいばかりだけど、映画自体はふつーに「ファンタジー」なのになあ。
物語はそりゃーもー、あっけらかんと「ファンタジー」です。「あ、ありえねえ(笑)」が満載。
金庫破りの最後のオチの派手さは、痛快です。
人間はいつになっても、「夢」を忘れられない生き物なんだと思う。
いくつになっても「居場所」を探している生き物なんだと思う。
わたしはなんで生まれてきたの?
わたしはなんのために生きているの?
わたしらしいってなに? わたしは誰? わたしはなに?
わたしはここにいていいの?
誰かわたしを肯定して。わたしを好きだと言って、わたしに価値があると言って、ここにいていいんだと言って。
思春期になれば誰もがぶつかる壁。抱く悩み。
これはもうエンドレス。
いくつになってもなにを得ても、一生ぐるぐる抱えたままなんだな。
誰がなにを言おうとも、結局ひとは自分で答えを出すしかない。
自分で、自分を好きにならなきゃいけない。自分を赦さなきゃいけない。
ああどーして人間は、こんなに面倒くさい生き物なんだろうね。お金があっても自由があっても、それだけじゃしあわせにはなれないなんて。
中学生の男の子も、そして70歳を過ぎた老人も、同じコトでぐるぐる傷つき、悩んでいる。
ボクはほんとうに、ここにいていいの?
今のボクでいいの?
ボクに意味はあるの?
永遠の、自分探し。
さて。
この普遍のテーマを胸に、老人たちが立ち上がる。
夢に向かって進む姿に、「意味」を見つける。
老人だからこそのせつなさと、かっこよさを見せつけて。
荒唐無稽なクライム・ストーリー(笑)であり、男たちの友情物語であり、夢を追う冒険物語でもある。
明るいユーモアに満ち、元気にテンポ良く笑わせながら、画面の端々にあるやさしいウエットさがときおり胸を突く。
がんばれ男たち。永遠の少年たち。
青臭い悩みと傷みを抱え、前に向かって走り続けてくれ。そんな男たちに、女は恋をするんだ。
人生が愛しくなる物語。愉快で少しせつない物語。
主演俳優たちはそれぞれいい味を出して、いい仕事をしておりました。
そして、脇にちらりと出てくるボケ老人@森繁久彌が、これまたすばらしい。ラストシーンは号泣しました。
ああそして、次郎さん……!!
わたしのもっとも愛するじじい俳優、高橋昌也様が出演されておったのですよ!!
しかもしーかーもー、超絶プリチーなお姿で!!
高橋昌也扮するじじいには、台詞のひとつもありません。老人ホームのシーン限定、画面の端にちょろちょろ映るのみ。
しかしそのかわいらしさときたら!
サッカー好きのベッカム好き、という設定なんでしょう。
いついかなるときにも、ベッカムのユニフォーム着用、サッカーボールと友だちというじじいなのです。
葬式のときは、黒いユニフォームですよ。なにがあってもベッカムなんですよ。ボール持ってんですよ。
かーわーいーいー。
抱腹絶倒ツッコミ嵐ドラマ『年下の男』において、年下の恋人・高橋克典に対し、「ワシとあの女とどっちが大切なんじゃ?!」「ワシを捨てるのか?!」などなど、どこまでも爆走怒濤愛を繰り広げてくれた次郎さん役でfall in LOVE したわたしは、以来彼のことを「次郎さん」と呼び続け、愛でつづけています……。
次郎さんファン必見!!
かわいすぎですよ。ハァハァですよ。
他のすべてが吹っ飛ぶくらい、次郎さんが素敵でした(笑)。
なんて素敵なの次郎さん、なんてぷりちーなの次郎さん!!
と、わたしのハートを直撃、興奮しまくりでした、映画『死に花』。
監督・犬童一心、出演・山崎努、青島幸男、谷啓、宇津井健。
老人老人老人ばかりの映画。
高級老人ホームで余生を過ごす仲良しじーさん5人組だったが、そのうちのひとりが先に死んでしまった。彼の遺品に「死に花」というタイトルのノートがあり、そこにはなんと銀行の地下金庫襲撃計画が詳細に記されていた!
死んだ友の意志を継いで、老人たちが挑む金庫破り!!
愛と友情と人生と、夢とロマンの物語。
じじい好きにはたまらない映画です。『世界の中心で…』を見なくても、『死に花』はなにがなんでも見ますわよ!(笑)
山崎努ファンのわたしは、わくわくと見に行きましたとも。……映画館、ヒト少ねぇ。つか、若者いねぇ(笑)。
出てくるのはたしかにじじいばかりだけど、映画自体はふつーに「ファンタジー」なのになあ。
物語はそりゃーもー、あっけらかんと「ファンタジー」です。「あ、ありえねえ(笑)」が満載。
金庫破りの最後のオチの派手さは、痛快です。
人間はいつになっても、「夢」を忘れられない生き物なんだと思う。
いくつになっても「居場所」を探している生き物なんだと思う。
わたしはなんで生まれてきたの?
わたしはなんのために生きているの?
わたしらしいってなに? わたしは誰? わたしはなに?
わたしはここにいていいの?
誰かわたしを肯定して。わたしを好きだと言って、わたしに価値があると言って、ここにいていいんだと言って。
思春期になれば誰もがぶつかる壁。抱く悩み。
これはもうエンドレス。
いくつになってもなにを得ても、一生ぐるぐる抱えたままなんだな。
誰がなにを言おうとも、結局ひとは自分で答えを出すしかない。
自分で、自分を好きにならなきゃいけない。自分を赦さなきゃいけない。
ああどーして人間は、こんなに面倒くさい生き物なんだろうね。お金があっても自由があっても、それだけじゃしあわせにはなれないなんて。
中学生の男の子も、そして70歳を過ぎた老人も、同じコトでぐるぐる傷つき、悩んでいる。
ボクはほんとうに、ここにいていいの?
今のボクでいいの?
ボクに意味はあるの?
永遠の、自分探し。
さて。
この普遍のテーマを胸に、老人たちが立ち上がる。
夢に向かって進む姿に、「意味」を見つける。
老人だからこそのせつなさと、かっこよさを見せつけて。
荒唐無稽なクライム・ストーリー(笑)であり、男たちの友情物語であり、夢を追う冒険物語でもある。
明るいユーモアに満ち、元気にテンポ良く笑わせながら、画面の端々にあるやさしいウエットさがときおり胸を突く。
がんばれ男たち。永遠の少年たち。
青臭い悩みと傷みを抱え、前に向かって走り続けてくれ。そんな男たちに、女は恋をするんだ。
人生が愛しくなる物語。愉快で少しせつない物語。
主演俳優たちはそれぞれいい味を出して、いい仕事をしておりました。
そして、脇にちらりと出てくるボケ老人@森繁久彌が、これまたすばらしい。ラストシーンは号泣しました。
ああそして、次郎さん……!!
わたしのもっとも愛するじじい俳優、高橋昌也様が出演されておったのですよ!!
しかもしーかーもー、超絶プリチーなお姿で!!
高橋昌也扮するじじいには、台詞のひとつもありません。老人ホームのシーン限定、画面の端にちょろちょろ映るのみ。
しかしそのかわいらしさときたら!
サッカー好きのベッカム好き、という設定なんでしょう。
いついかなるときにも、ベッカムのユニフォーム着用、サッカーボールと友だちというじじいなのです。
葬式のときは、黒いユニフォームですよ。なにがあってもベッカムなんですよ。ボール持ってんですよ。
かーわーいーいー。
抱腹絶倒ツッコミ嵐ドラマ『年下の男』において、年下の恋人・高橋克典に対し、「ワシとあの女とどっちが大切なんじゃ?!」「ワシを捨てるのか?!」などなど、どこまでも爆走怒濤愛を繰り広げてくれた次郎さん役でfall in LOVE したわたしは、以来彼のことを「次郎さん」と呼び続け、愛でつづけています……。
次郎さんファン必見!!
かわいすぎですよ。ハァハァですよ。
他のすべてが吹っ飛ぶくらい、次郎さんが素敵でした(笑)。
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