腐女子ハート全開っ。@NAKED CITY
2004年5月29日 タカラヅカ「主役はたかちゃん。相手役は樹里ちゃん」
「はなちゃんは?」
「お衣装がすごかった」
バウホールのトイレで手を洗いながら、見知らぬお嬢さんたちが話していました。
ハラショー。
ツボに入ったわ。わたしはひとり、笑いをかみ殺すのに必死。
見知らぬお嬢さんたち……あなたたち、めいっぱい素で、なんてすてき会話をしているの(笑)。
宙組『ファントム』の話もしたいが、ここはやはり、花組バウホール公演『NAKED CITY』の話が先でしょう!! せっかく初日だしなっ。
作品よりなにより、萌えと腐女子語り行きます!! 鼻息!
まっつまっつまっつ!!
まっつファンのわたしは、客席で悶え狂ってました。
まっつ、めちゃかわええ。
言わせてください。
バーナード@まっつ × ビリー@ゆみこ!!
なんなのよー、かわいすぎるよー、うっきゃ〜っ。
スーツ姿の男がふたり、手をつないで走り回って……た、たのしい。ハァハァ。
単独初主演のゆみこちゃん、ちょいとスレてるカメラマン・ビリー役が、とてつもなく似合ってます。か、かっこいい……っ!
実力派のゆみこちゃんだから、なんとも安定した姿。小さな劇場に響きわたる美声。はあ、うっとり。
しかし。
言わせてください。
ゆみこちゃんは、バウホール主演は2回目です。わたしはもちろん、前回も観ています。そして前回も、思いました。
主人公に女が絡まないって、ソレなにごとっ?!
前回の主演作では、ゆみこちゃんは愛する男のために生きて死ぬクールな男を演じていました。もろ『バナナフィッシュ』のアッシュでした。ストーリーもキャラも。
せっかくいい女が周囲にいるのに、彼が愛しているのはらんとむだけでした。
そして今回。
いちおー愛している女がいることにはなってますが、……あ、あの? えーと、いちばん大きなテーマっちゅーか盛り上がりは、女、関係ナシでは??
2回連続、彼の主演作は、メインテーマが女との恋愛以外ですか。
言わせてください。
それはつまり。
「男役・彩吹真央は、女と恋愛させるより男と絡めたい」というのが、全世界の共通認識と思っていいってことですか?
すげー(笑)。
女より男かー。いいなー、そーゆー持ち味。
女との恋愛モノをほとんどやったことがない、という男役スターで有名なのが、かのトドロキ様だけど、彼は男が惚れる攻男として演出家に愛されてきた人なんで、ゆみこちゃんとは反対だよね。
ゆみこちゃんはなんつっても、受男を演じるとハマるよねええ。はあぁ、うっとり。
2番手みわっちは、えらいことになってます。
マフィアの下っ端ニコラ役。色気がしたたり落ちてる色男です。
その美貌にも舌を巻きましたが。
今回、目が飛び出、顎が落ちたのは。
みわっち、マフィアのボスたちに、マワされてます!!……くるくると(笑)。
えー……。
あれは、どうなんでしょうねえ。
ある意味、すみれコードぶっちぎりだと思ったんですが……たんにわたしの目が腐っているだけですか?(笑)
ニコラは組織を裏切ったので、追われております。
その状況を説明するときに、イメージ映像が使われておりました。
つまり、4人のマフィアのボスたちが、逃げようとするニコラを抱き留め、腕の中で転がし、タンゴのポーズめいたキメを使い(もちろん女役はニコラ)、ニコラを翻弄します。
男たちの腕の中で、みわっち……失礼、ニコラは、うめき、泣き、あえぎ、悶えています。
…………とてつもなく、いやらしいものを見せられているよーな?
「あれ、マワされてたよね?」
と、終演後にわたしが言うと、
「うん。どー見てもヤられてた」
と、同行のWHITEちゃんも溜息をついてました。
すすすすすげえ。
すげえもん見たよ、ありがとう!!
いや、冷静に考えて、たんに暴力をふるわれていただけにしても、あのシーンはめちゃくちゃエロいです。
あえぐみわっち……悶えるみわっち……。ハァハァ。
しかし。
主人公と準主役が、ふたりそろって受ってのは、どういうことですか、演出家(笑)。
そりゃまあ、総攻の色男ちはる兄貴が出演してますから、大丈夫っちゃー大丈夫ですけどねえ。
ニコラ@みわっちは、ウィリアム@ちはる兄貴の愛人のひとりだよね?
ヒロインのデイジー@あすかちゃんがそうであるように。
ウィリアムはオトコマエなボスなので、男も女もカモォン、問題ナシに愛せちゃうし囲えちゃうおぢさまなのー。
そして、デイジーを平気で切り捨てられるように、ニコラのことも切り捨てたのね。
ウィリアム×ニコラ……愛ナシ、金と欲だけの関係。も、萌え……。
さて、われらがまっつは、真面目ぼっちゃん甘ちゃんバーナード。彼はなしくずしに「悪(ワル)」のビリー@ゆみこと行動を共にする。
はじめは引き気味だったのに。
一緒にいるうちに、どんどんビリーに惹かれていく。
特筆すべきは、「踊るぜ今夜は!」とかゆー店でのバーナード。台詞はほとんどないまま、彼が恋に落ちていく様を見ることができます。
だってバーナード、ビリーしか見てないし。
自分の女上司が以前ビリーとつきあっていた? という疑問に最後までこだわっていたのも、恋のなせるわざ。だって、惚れた男の元カノが上司じゃ、やりにくいもんなあ。バーナードは裏表のない子で、心にわだかまりなんか持って仕事できないよー。
よかったね、否定してもらえて。これで憂いなく上司のもとで仕事できるねっ。
てっきり主人公とヒロインの恋愛モノだと思って見ていたら、そーではなくて、主人公の自分探し+成長モノだった。恋愛は彼がステップアップするためのスパイスのひとつ。
物語の最後に、ひとつ成長したビリーがカメラを持って立つ姿は、等身大の青年としてのすがすがしい美しさにあふれている。
脳内ナレーションが響くよ。
「こうして彼は、ひとつ大人になった……」
そして、この物語をバーナード視点で見た場合の、ラストシーンの脳内ナレーションは。
「こうして彼は、恋に落ちた……」
今現在、ビリーはバーナードのことなんか子犬程度にしか思っていない。
がんばれバーナード。高嶺の花を落とすのだ。年上で世慣れた美人さんを落とすのだ。
ヘタレ攻バーナード。行け行けバーナード、負けるなバーナード。
このコンビで、続編希望。
……実際、いくらでも続けられそうな話だしな。あの刑事コンビにしろ。ビリーの家族にしろ。ネタはどんどん作れそう。
とりあえず、佳作でした。
ゆみこファン、みわっちファン、まっつファンは劇場へ行け! 握り拳っ。
「はなちゃんは?」
「お衣装がすごかった」
バウホールのトイレで手を洗いながら、見知らぬお嬢さんたちが話していました。
ハラショー。
ツボに入ったわ。わたしはひとり、笑いをかみ殺すのに必死。
見知らぬお嬢さんたち……あなたたち、めいっぱい素で、なんてすてき会話をしているの(笑)。
宙組『ファントム』の話もしたいが、ここはやはり、花組バウホール公演『NAKED CITY』の話が先でしょう!! せっかく初日だしなっ。
作品よりなにより、萌えと腐女子語り行きます!! 鼻息!
まっつまっつまっつ!!
まっつファンのわたしは、客席で悶え狂ってました。
まっつ、めちゃかわええ。
言わせてください。
バーナード@まっつ × ビリー@ゆみこ!!
なんなのよー、かわいすぎるよー、うっきゃ〜っ。
スーツ姿の男がふたり、手をつないで走り回って……た、たのしい。ハァハァ。
単独初主演のゆみこちゃん、ちょいとスレてるカメラマン・ビリー役が、とてつもなく似合ってます。か、かっこいい……っ!
実力派のゆみこちゃんだから、なんとも安定した姿。小さな劇場に響きわたる美声。はあ、うっとり。
しかし。
言わせてください。
ゆみこちゃんは、バウホール主演は2回目です。わたしはもちろん、前回も観ています。そして前回も、思いました。
主人公に女が絡まないって、ソレなにごとっ?!
前回の主演作では、ゆみこちゃんは愛する男のために生きて死ぬクールな男を演じていました。もろ『バナナフィッシュ』のアッシュでした。ストーリーもキャラも。
せっかくいい女が周囲にいるのに、彼が愛しているのはらんとむだけでした。
そして今回。
いちおー愛している女がいることにはなってますが、……あ、あの? えーと、いちばん大きなテーマっちゅーか盛り上がりは、女、関係ナシでは??
2回連続、彼の主演作は、メインテーマが女との恋愛以外ですか。
言わせてください。
それはつまり。
「男役・彩吹真央は、女と恋愛させるより男と絡めたい」というのが、全世界の共通認識と思っていいってことですか?
すげー(笑)。
女より男かー。いいなー、そーゆー持ち味。
女との恋愛モノをほとんどやったことがない、という男役スターで有名なのが、かのトドロキ様だけど、彼は男が惚れる攻男として演出家に愛されてきた人なんで、ゆみこちゃんとは反対だよね。
ゆみこちゃんはなんつっても、受男を演じるとハマるよねええ。はあぁ、うっとり。
2番手みわっちは、えらいことになってます。
マフィアの下っ端ニコラ役。色気がしたたり落ちてる色男です。
その美貌にも舌を巻きましたが。
今回、目が飛び出、顎が落ちたのは。
みわっち、マフィアのボスたちに、マワされてます!!……くるくると(笑)。
えー……。
あれは、どうなんでしょうねえ。
ある意味、すみれコードぶっちぎりだと思ったんですが……たんにわたしの目が腐っているだけですか?(笑)
ニコラは組織を裏切ったので、追われております。
その状況を説明するときに、イメージ映像が使われておりました。
つまり、4人のマフィアのボスたちが、逃げようとするニコラを抱き留め、腕の中で転がし、タンゴのポーズめいたキメを使い(もちろん女役はニコラ)、ニコラを翻弄します。
男たちの腕の中で、みわっち……失礼、ニコラは、うめき、泣き、あえぎ、悶えています。
…………とてつもなく、いやらしいものを見せられているよーな?
「あれ、マワされてたよね?」
と、終演後にわたしが言うと、
「うん。どー見てもヤられてた」
と、同行のWHITEちゃんも溜息をついてました。
すすすすすげえ。
すげえもん見たよ、ありがとう!!
いや、冷静に考えて、たんに暴力をふるわれていただけにしても、あのシーンはめちゃくちゃエロいです。
あえぐみわっち……悶えるみわっち……。ハァハァ。
しかし。
主人公と準主役が、ふたりそろって受ってのは、どういうことですか、演出家(笑)。
そりゃまあ、総攻の色男ちはる兄貴が出演してますから、大丈夫っちゃー大丈夫ですけどねえ。
ニコラ@みわっちは、ウィリアム@ちはる兄貴の愛人のひとりだよね?
ヒロインのデイジー@あすかちゃんがそうであるように。
ウィリアムはオトコマエなボスなので、男も女もカモォン、問題ナシに愛せちゃうし囲えちゃうおぢさまなのー。
そして、デイジーを平気で切り捨てられるように、ニコラのことも切り捨てたのね。
ウィリアム×ニコラ……愛ナシ、金と欲だけの関係。も、萌え……。
さて、われらがまっつは、真面目ぼっちゃん甘ちゃんバーナード。彼はなしくずしに「悪(ワル)」のビリー@ゆみこと行動を共にする。
はじめは引き気味だったのに。
一緒にいるうちに、どんどんビリーに惹かれていく。
特筆すべきは、「踊るぜ今夜は!」とかゆー店でのバーナード。台詞はほとんどないまま、彼が恋に落ちていく様を見ることができます。
だってバーナード、ビリーしか見てないし。
自分の女上司が以前ビリーとつきあっていた? という疑問に最後までこだわっていたのも、恋のなせるわざ。だって、惚れた男の元カノが上司じゃ、やりにくいもんなあ。バーナードは裏表のない子で、心にわだかまりなんか持って仕事できないよー。
よかったね、否定してもらえて。これで憂いなく上司のもとで仕事できるねっ。
てっきり主人公とヒロインの恋愛モノだと思って見ていたら、そーではなくて、主人公の自分探し+成長モノだった。恋愛は彼がステップアップするためのスパイスのひとつ。
物語の最後に、ひとつ成長したビリーがカメラを持って立つ姿は、等身大の青年としてのすがすがしい美しさにあふれている。
脳内ナレーションが響くよ。
「こうして彼は、ひとつ大人になった……」
そして、この物語をバーナード視点で見た場合の、ラストシーンの脳内ナレーションは。
「こうして彼は、恋に落ちた……」
今現在、ビリーはバーナードのことなんか子犬程度にしか思っていない。
がんばれバーナード。高嶺の花を落とすのだ。年上で世慣れた美人さんを落とすのだ。
ヘタレ攻バーナード。行け行けバーナード、負けるなバーナード。
このコンビで、続編希望。
……実際、いくらでも続けられそうな話だしな。あの刑事コンビにしろ。ビリーの家族にしろ。ネタはどんどん作れそう。
とりあえず、佳作でした。
ゆみこファン、みわっちファン、まっつファンは劇場へ行け! 握り拳っ。
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