PSP関連の記事を読みながら、ゲーム好き姉弟は語る。

「携帯ゲーム機こそ、『どこいつ』を出すべきだよなあ」
「『グランツーリスモ』なんか出してる場合じゃないよねー。やっぱ『どこいつ』だよねー」

 どこいつ……時代のあだ花、鮮烈なブームを起こし、一瞬で消えていったポケットステーション対応のゲームソフト『どこでもいっしょ』のことだ。
 緑野姉弟は当時『どこいつ』にめちゃハマりし、ブームが沈静化したあともひたすら遊びつづけていた。消費したボタン電池の数もバカにならない(笑)。
 毎日毎日しりとり対戦し、ソフトを持っていたのがわたしだったため、弟は夜寝る前に必ず一度わたしの部屋にやってきてペットを部屋に帰し、ふたりで日記を読んでいた。いい思い出だ。

「この画面のクオリティなら、お部屋をそのまま持ち運べるよな」
「いつでもどこでもあの“きゅっ、きゅっ”が聞けるわけだなっ」
「パソコンと連動できるなら、『どこいつ』でメールソフト出してくれよー。トロたちがメールを運ぶの」
「そして、メールで使った言葉を勝手に使って、話しかけてくる」
「メールで『SIREN』の話ばっかしてたら、トロが『屍人っておいしい?』とか話しかけてくる、と」
『竹内の墓ってドキドキするニャ?』とか」

 ……いい加減『SIREN』ネタから離れろ、お前ら(笑)。

     

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