GWに入って、いろんな人にメールを出しました。
 普段、筆無精こいてまったく連絡していない人たちにです。

「住所を貸して。懸賞に応募したいの」

 きっかけとなる用件はコレです。
 某ショップの宝塚歌劇貸切ご招待チケットの懸賞に応募するために、協力者が欲しかったの。わたしとわたしの家族全員の名前では、すでに応募済み。そして、くじ運のまったくない我がファミリーの名前で当選するとはとても思えない。
 となれば、友に頼るしかないっ。
 ヅカに興味のない友だちに連絡だっ。
 ヅカ好きであっても、普段はそれほど観劇していない友だちに連絡だっ。ディープなヅカファン友だちはきっと、自分ですでに応募しているだろうから。

 あんまりひさしぶりだから、メルアド紛失している友人もぼろぼろ。
 ポスペがクラッシュして、アドレス無くしたままだったんだよな……。がっくり。

 それでもなんとか連絡を取った友人たち。
 きっかけはたしかに、私欲がらみ。
 しかし。

 せっかくメールするんだもん。
 みんなどうしてるの、元気なの、会いたいわ、お喋りしたいわ。

 きっかけがなけりゃ、普段はわざわざ会うことのない人たちだからこそ。
 ここぞとばかり、お誘いだ。

「GWはいかがお過ごしですか? もしお暇なら、緑野とお茶でもいかがですか」

 たくさん出したのに、デートOKの返事が来たのはひとりだけ。
 懸賞のために住所を貸してください、については、みんな快諾してくれてるんだけど、会ってお喋りしましょ、には社交辞令しか返ってこない。

 振られ率、高し!! あたし、ぜんぜんモテない?!

 ヘコみつつも、メールの返信に明け暮れる。住所使わせてくれてありがとう、もし当たったら、ご招待はペアだから、一緒にヅカに行きませんか、などなど。

 
 しかし、日が経つにつれ、徐々に色よい返事がやってくるよーになった。
 みんな、即答できるほどヒマじゃなかったってことよね。うう、ごめん、わたしひとりヒマ人で。

 次々と舞い込む、「会いましょうよ、たのしみだわ」の返事。
 わーいわーい。

 そして、セッティングのためのメール送信に明け暮れる。
 ひとりずつとデートは日数的に不可能だから、みんなで一緒に会いましょう。プチ同窓会しましょう。あなたは何日がいい? あなたは? それなら何日にどこそこはいかがですか?

 普段幹事とかやらないもんだから、たまにやると手際悪いよな、わたし……。

 
 とゆーことで、なんとなく多忙なGWにごきげんなのです。
 日本中のひとたちがたのしそうにしている大型連休だもの、やっぱりひとりでは過ごしたくないよね。
 予定が欲しいよね。

 
 猫は今、傍迷惑な抜け毛の季節。
 身をすり寄せられても、「うわっ、毛がつくから寄らないで」と避けずにはいられない季節。

 だからこそ、より人恋しい季節なのですわ。(そんな理屈……)

        

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