いかん。日記に書くのをすっかり忘れていた。いつ見たんだっけか……2週間くらい前かな?
 毎日なにかしら書くことがあって(『愛しき人よ』の感想だけで4日も使ってるし・笑)、映画の感想が溜まっていく……。

 美男美女を見たくて、行ってきました、『ディボース・ショウ』
 監督・脚本ジョエル・コーエン、製作・脚本イーサン・コーエン、出演ジョージ・クルーニー、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ。

 マイルズ・マッシー@ジョージ・クルーニーは、ロサンゼルスで活躍する離婚訴訟専門の弁護士。『離婚弁護士』っちゅーと今放映中の天海祐希のドラマと同じだが、立場は180度チガウ。人情なんぞどこにもなく、情け容赦なく依頼人の利益「だけ」を守って戦う苛烈な人。負け知らずで人生退屈♪なくらい、天上天下唯我独尊。
 そんな彼の前に立ちふさがったのが、美貌の結婚詐欺師マリリン@キャサリン・ゼタ=ジョーンズ。彼女は財産目当てで億万長者と結婚し、離婚によって多額の慰謝料をせしめるとゆー、根気と計画力のある「はした金に用はないわ」なゴージャスな悪女。
 結婚前に、離婚を含めたいろーんな権利を謳った「婚前契約書」がかわされる世界での、一筋縄ではいかない美男美女の欲と愛の一騎打ち。騙し騙され、ふたりの進む未来はall or nothing !

 
 いやー……キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、美しい……。溜息。
 ジョージ・クルーニー、うさんくせえ(笑)。このテのハンサムは、存在自体がうさんくさい。でもなんか、いいなあ。
 そう、阿部寛が本気の二枚目役をやっているより、上田次郎@トリックをやっている方がしっくりくるような。そんな良さ(笑)。

 たのしく笑って見ました。
 騙し騙され、で、どんどん話が転がっていくので、難しいことは考えず、変に理屈はこねず、ただふつーに眺めていました。
 まあわたし、笑いのツボが人より少ないんで、笑えない部分もいろいろありましたが。
 
 しかしわたしはウエットな日本人なんで、もう少し、ハートがあるといいな、とは思いました。
 ストーリー優先、笑い優先なんで、感情移入できるキャラクタがいなくて。
 やっぱ世の中、愛だよな。愛を描いてくれー。ほんの少しでイイから。ラヴコメの体裁を持っているわりに、愛がゲーム感覚以上には感じられなかった。今のままでイイから、あとほんの少し、まともに愛を……!
 と思うのはわたしの趣味でしかないのかしらん。

 息を止めて一気に走り抜ける系のコメディとして、この映画はとてもたのしかったけれど。
 萌え、という観点で言えば、天海祐希の『離婚弁護士』の方が100倍萌えるわ。

    
 とりあえず、美男美女を堪能。ふぅ〜。

         

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