彼は美青年(笑)。@BOXMAN
2004年3月19日 タカラヅカ 本日のトピック。
正塚先生が、斜め後ろの席だった。生で見るとかっこよかった(笑)。
……って、トピックがコレなんかい、わたし。
『BOXMAN−俺に破れない金庫などない−』ドラマシティ初日観劇。
行く予定はなかったんだが、レンタルビデオの返却日だったこともありちょっくら梅田へ。……いや、もともとは水しぇんのお水汲み(……シャレ?)を眺めに行くつもりだったんだが……なつかしの堂島(昔、そのへんに生息していた)へ。
でも、ドラマシティは自由経済が活発なので、安く観れてしまうんだもんよ……(隠語)。
『箱男』を観ていたら、水しぇんには会いに行けませんでした。同じ時間に同じよーな場所でイベントをやるのはやめてほしいわ。
なにはともあれ、『箱男』。
いつものことだが、予備知識まったくナシ。たかはなラヴラヴもので2番手がいない、ことぐらいだ、知ってるのは。(はるひくんファンの人が「祝ドラマシティ2番手!」と大喜びしていたのを耳にしていた。そののち、「主役カップル以外は役らしい役がないんだって」と大落胆していたのを耳にしていた。合掌)
なんにも知らなかったからさー。プログラムだってもちろん、買ってないしさー。
はっちゃんが女役で、心底びっくらこいた。
現代より少し前のどっかの国。金庫メーカーに勤めるケビン@たかこの仕事は、金庫破りのデモンストレーター。他社の金庫を鍵なしで開けて見せて、客の危機感を煽り、自社製品を売りつけるわけだ。そのセールスの相棒がドリー@お花様。ふたりは名コンビで営業成績トップを驀進。
さてふたりは、開発中の新システム金庫の営業に出たのだが、功を焦ったドリーが設計図を持ち出し、それをうっかり盗まれてしまう。まさかの大ミス。
しかも、盗まれた設計図と同じ商品が、ライバル社から発売されることがわかり……。
たかこが、むちゃくちゃカッコいいです。
うわー、どうしましょう。どういうことですか。
たかこが、かっこいいです。めちゃくちゃかっこいいです。うわーん。うろたえ。
わたしは息の長いたかこファンですが、最近の気の抜けたたかちゃんを見ていて、「ファンやめよーかなー」てな気持ちもなきにしもあらず、だったのに、ここにきてまた盛り上がってしまいました(笑)。
たかちゃん、かっこいー。
なんて素敵なの。美しいの。
たかちゃんはほんと、姿の美しい人だよねええ。
こんな美しい男が生息しているってだけで、感動だわ。
ビジュアル系トップの名に恥じない美青年ですわ。
たかこはなまじ姿が美しいから、お人形系の役をやると、ほんとにどーでもいいコンニャク男になっちゃうのよね。
顔と人がいいだけの主役とかやると、毒にも薬にもならないのよね。
多少毒やらスパイスやらがあった方が、ハマるんだと思う。
……昔のように、アクの強い立ち役には戻ってくれないにしても。
適材適所というか、向き不向きというか。
正塚晴彦には、中劇場がよく似合う。
大劇場の約半分の大きさであるドラマシティが、正しく機能しているよ。
『Romance de Paris』in中日のときにも、心から思ったよ。
ハコのサイズと作品は、密接な関係があるんだと。
この『BOXMAN』もまた、中劇場だからこそ気持ちよくまとまった作品だった。
三人称で描かれた映画みたいな作品。
誰かのモノローグだけで進むわけでなく、誰かひとりの心の奥底にどーんと踏み込んでじたばたするでなく。主役のケビンとヒロイン・ドリーを、「三人称」で淡々とカメラが追っていく。
熱っぽくならない、踏み込み過ぎない。さらりとおしゃれに。
シリアス過ぎない、コメディ過ぎない。さらりと粋に。
ファンサービスも適度に盛り込みつつ、ムードで流していくおしゃれ系ドラマ。
月曜9時某チャンネルで放送していいっすよ、みたいなノリ。
ああ、たまにはこーゆー作品もいいよねえ。
と、しみじみしましたわ。
よかった、正塚せんせ、まだ壊れてないんだ……まともな作品も作れるんだ……。
壊れていない物語と、正しい主役とヒロイン。
主役はかっこよく、見せ場がいろいろあり、ヒロインは一生懸命。ふたりが恋を語る結末が最初から観客にはわかっているのに、肝心のふたりは無自覚にすれ違ったりなんだり。
お約束だけど、それがたのしいんだ。
まあ、ふたりがハッピーエンドを迎えるシーンもが淡々としているんで、わたしにはちと物足りないんだがな。もっと盛り上げればいいのに。せつなくできるのに。
……それをしないのが「美学」なのかしらね。
主役の「伝説の金庫破りBOXMAN」とゆー過去を持つ男ケビンが、なんとも不思議な味を持ち、この作品のカラーを決めている。
なにを考えてんのかしらねえ、この男(笑)。
いまひとつ人物像が見えてこないあたりが、かえって味になっていると思う。「過去を持つ男」なんだから、これでもいいんじゃないかと。たんに、たかこの地なんじゃないかとも思うが……このわけのわからなさが、妄想をかきたてるわ。こーゆー穴だけらけのキャラクタは動かしやすいし、また脳内補完がたのしそうだ。
観ている人の好みで、ダークにもホットにもなっていそう。わたしの見ているケビンと、あなたの見ているケビンは別物かもね(笑)。
個人的に、FBIに訊問されているところのケビンがすごくツボ。
たとえ誰かを殺すことになるとしても、同じことをする……という意味の会話のやりとりが。
そう、「罪」は自覚していなくちゃダメなのよ。「罪」を「罪」だと、「悪」だとわかったうえで、それでもそれをやる、自分の責任のうえで。
それでも生きていくことが、重要。
……えらくさらりと流されてるシーンなんだけどね(笑)。
ドリー@お花様は……うまい。
ほんとにこの人、いい仕事するよね。
えーと、なんだっけか前のドラマシティの大駄作。超人フレデリックの出てくる……『奇跡の星』? タイトル忘れたわ、あの駄作のどーしよーもない役でさえ、お花様は懸命に演じきり、大根役者たかこをフォローしてたよね。
なんてことのないシンプルな台詞のひとつひとつに、「うわ、この人うまい」と思わせてくれる。
だてに“小学校に入学した子が小学校を卒業し、中学校を卒業し、高校生活もあと少し”なんて年月、トップスターの地位にいないよね。
いい男過ぎるケビンの過去をいろいろ考えるのもたのしそうですが、とりあえず気になるのは、
社長@まりえった と 技術者@まやさん は、どっちが受かってことですが。
あ、いりすくんは攻希望。
正塚先生が、斜め後ろの席だった。生で見るとかっこよかった(笑)。
……って、トピックがコレなんかい、わたし。
『BOXMAN−俺に破れない金庫などない−』ドラマシティ初日観劇。
行く予定はなかったんだが、レンタルビデオの返却日だったこともありちょっくら梅田へ。……いや、もともとは水しぇんのお水汲み(……シャレ?)を眺めに行くつもりだったんだが……なつかしの堂島(昔、そのへんに生息していた)へ。
でも、ドラマシティは自由経済が活発なので、安く観れてしまうんだもんよ……(隠語)。
『箱男』を観ていたら、水しぇんには会いに行けませんでした。同じ時間に同じよーな場所でイベントをやるのはやめてほしいわ。
なにはともあれ、『箱男』。
いつものことだが、予備知識まったくナシ。たかはなラヴラヴもので2番手がいない、ことぐらいだ、知ってるのは。(はるひくんファンの人が「祝ドラマシティ2番手!」と大喜びしていたのを耳にしていた。そののち、「主役カップル以外は役らしい役がないんだって」と大落胆していたのを耳にしていた。合掌)
なんにも知らなかったからさー。プログラムだってもちろん、買ってないしさー。
はっちゃんが女役で、心底びっくらこいた。
現代より少し前のどっかの国。金庫メーカーに勤めるケビン@たかこの仕事は、金庫破りのデモンストレーター。他社の金庫を鍵なしで開けて見せて、客の危機感を煽り、自社製品を売りつけるわけだ。そのセールスの相棒がドリー@お花様。ふたりは名コンビで営業成績トップを驀進。
さてふたりは、開発中の新システム金庫の営業に出たのだが、功を焦ったドリーが設計図を持ち出し、それをうっかり盗まれてしまう。まさかの大ミス。
しかも、盗まれた設計図と同じ商品が、ライバル社から発売されることがわかり……。
たかこが、むちゃくちゃカッコいいです。
うわー、どうしましょう。どういうことですか。
たかこが、かっこいいです。めちゃくちゃかっこいいです。うわーん。うろたえ。
わたしは息の長いたかこファンですが、最近の気の抜けたたかちゃんを見ていて、「ファンやめよーかなー」てな気持ちもなきにしもあらず、だったのに、ここにきてまた盛り上がってしまいました(笑)。
たかちゃん、かっこいー。
なんて素敵なの。美しいの。
たかちゃんはほんと、姿の美しい人だよねええ。
こんな美しい男が生息しているってだけで、感動だわ。
ビジュアル系トップの名に恥じない美青年ですわ。
たかこはなまじ姿が美しいから、お人形系の役をやると、ほんとにどーでもいいコンニャク男になっちゃうのよね。
顔と人がいいだけの主役とかやると、毒にも薬にもならないのよね。
多少毒やらスパイスやらがあった方が、ハマるんだと思う。
……昔のように、アクの強い立ち役には戻ってくれないにしても。
適材適所というか、向き不向きというか。
正塚晴彦には、中劇場がよく似合う。
大劇場の約半分の大きさであるドラマシティが、正しく機能しているよ。
『Romance de Paris』in中日のときにも、心から思ったよ。
ハコのサイズと作品は、密接な関係があるんだと。
この『BOXMAN』もまた、中劇場だからこそ気持ちよくまとまった作品だった。
三人称で描かれた映画みたいな作品。
誰かのモノローグだけで進むわけでなく、誰かひとりの心の奥底にどーんと踏み込んでじたばたするでなく。主役のケビンとヒロイン・ドリーを、「三人称」で淡々とカメラが追っていく。
熱っぽくならない、踏み込み過ぎない。さらりとおしゃれに。
シリアス過ぎない、コメディ過ぎない。さらりと粋に。
ファンサービスも適度に盛り込みつつ、ムードで流していくおしゃれ系ドラマ。
月曜9時某チャンネルで放送していいっすよ、みたいなノリ。
ああ、たまにはこーゆー作品もいいよねえ。
と、しみじみしましたわ。
よかった、正塚せんせ、まだ壊れてないんだ……まともな作品も作れるんだ……。
壊れていない物語と、正しい主役とヒロイン。
主役はかっこよく、見せ場がいろいろあり、ヒロインは一生懸命。ふたりが恋を語る結末が最初から観客にはわかっているのに、肝心のふたりは無自覚にすれ違ったりなんだり。
お約束だけど、それがたのしいんだ。
まあ、ふたりがハッピーエンドを迎えるシーンもが淡々としているんで、わたしにはちと物足りないんだがな。もっと盛り上げればいいのに。せつなくできるのに。
……それをしないのが「美学」なのかしらね。
主役の「伝説の金庫破りBOXMAN」とゆー過去を持つ男ケビンが、なんとも不思議な味を持ち、この作品のカラーを決めている。
なにを考えてんのかしらねえ、この男(笑)。
いまひとつ人物像が見えてこないあたりが、かえって味になっていると思う。「過去を持つ男」なんだから、これでもいいんじゃないかと。たんに、たかこの地なんじゃないかとも思うが……このわけのわからなさが、妄想をかきたてるわ。こーゆー穴だけらけのキャラクタは動かしやすいし、また脳内補完がたのしそうだ。
観ている人の好みで、ダークにもホットにもなっていそう。わたしの見ているケビンと、あなたの見ているケビンは別物かもね(笑)。
個人的に、FBIに訊問されているところのケビンがすごくツボ。
たとえ誰かを殺すことになるとしても、同じことをする……という意味の会話のやりとりが。
そう、「罪」は自覚していなくちゃダメなのよ。「罪」を「罪」だと、「悪」だとわかったうえで、それでもそれをやる、自分の責任のうえで。
それでも生きていくことが、重要。
……えらくさらりと流されてるシーンなんだけどね(笑)。
ドリー@お花様は……うまい。
ほんとにこの人、いい仕事するよね。
えーと、なんだっけか前のドラマシティの大駄作。超人フレデリックの出てくる……『奇跡の星』? タイトル忘れたわ、あの駄作のどーしよーもない役でさえ、お花様は懸命に演じきり、大根役者たかこをフォローしてたよね。
なんてことのないシンプルな台詞のひとつひとつに、「うわ、この人うまい」と思わせてくれる。
だてに“小学校に入学した子が小学校を卒業し、中学校を卒業し、高校生活もあと少し”なんて年月、トップスターの地位にいないよね。
いい男過ぎるケビンの過去をいろいろ考えるのもたのしそうですが、とりあえず気になるのは、
社長@まりえった と 技術者@まやさん は、どっちが受かってことですが。
あ、いりすくんは攻希望。
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