軍配は彼らに。@ベント
2004年1月31日 オタク話いろいろ。「生桔平を観に行こう!」
ということで、椎名桔平主演の舞台を観てきました。パルコ劇場で上演されていた『ベント』。
そもそもの原動力は、
「トウコちゃんのおヒゲを観に行こう!」
だったもんで、「どーせ東京行くなら、ついでになにか観るべ」「なにかって、なにやってんだ? なんか観たいものあるか?」と見回したところ、
「そうだ、桔平がある!!」
でした。
わたしもWHITEちゃんも、桔平ファンですから!
テレビ俳優を生で見られる機会は、そうそうないですから。
ナマ桔平なら、べつになんでもよかったわけで。
芝居の内容なんか、二の次でした。ほんと。
予備知識はほとんどなし。
スポーツ新聞愛読者なので、制作発表インタビューを目にしたくらいっす。
そこで、桔平がホモの役だと知りました。
ええ、それだけです。
ホモ役だから観に行こうと思ったわけじゃないのよ、桔平だから観に行こうと思ったら、ホモだったのよ。
それだけなのよ。
「スカート穿こうかと思ったんだけど、思いとどまったわ。はっ、そーだアタシ、むだ毛処理してないんだった、すね毛剃ってないから、スカートはダメだわっ、と思って、ズボンにしたの」
と、WHITEちゃん。
お互い忙しくて、同じバスに乗って旅立ったのに、会話したのは東京に着いてから。
いや、寒いんだから、ズボンでいいじゃん。むだ毛はどうかと思うが。
チケットを手に入れ損ねていたので、当日券に並びに行ったよ。
……たぶん、下手に前売り買うよりいい席が手に入った。
1930年代のナチス政権下。強制収容所に送られたのは、ユダヤ人だけじゃない。同性愛者もまた、収容所送りだった。しかも、扱いはユダヤ人より下。
そんな「究極の状況」において芽生える、男たちの「究極の愛」の物語。
作・マーティン・シャーマン、演出・鈴木勝秀、出演・椎名桔平、遠藤憲一、高岡蒼佑、篠井英介。
とりあえず、思ったことは。
篠井英介サマ、すてき〜〜っっ。
篠井さんは、オカマバーのマドンナ役と、ナチス将校の2役でした。
これがもお、両方ともすごいのよ。うっひゃー、って感じ。
オカマ役のときは、これまた違和感なくゴージャスで美しいし、ナチス将校ときたら、生唾もんのクールビューティ(笑)。
さすがですわねえ。
桔平ですか?
桔平は……。
桔平でした。
テレビで見るまんま。
ああ、かっこいー……。
でも、舞台俳優としては、どうかしら。
わたし的には、微妙。
作品の問題かなあ。
なんつーかあまり、感情移入できなかったってゆーか。
会話のテンポや言葉遣いに、いちいちズレみたいな、もどかしいものを感じたわ。
もっと盛り上げられそーなもんなのに。
舞台をやたら「広く」感じてしまった。
たんにわたしが、うまく世界に入れなかっただけなのかもしれん。
人間であることを否定され、虐げられ、意味もなく虐待され虐殺される収容所の人々。
ただただ残虐な、ナチスたち。
触れあうことも見つめ合うことも許されないというのに、マックス@椎名桔平とホルスト@遠藤憲一は愛し合う。
どれだけ人間性を否定されても、極限の中でも、人間は愛し合うことができる……。
ストーリーは、悪くない。
マックスのいーかげん男ぶりと、彼の恋人ルディ@高岡蒼佑の可憐少年ぶり、そしてホルストの真摯さはいいコントラストとなって、効果を上げている。
ヤクザでちんぴらで軽薄なマックスが、真の愛……自分自身の真の姿を認め受け止めるまで、というストーリーラインもいい。
彼の弱さとずるさ、そしてたどりつく強さは、感動的だ。
しかし。
いまいち、ノれなかったんだ……。
かゆいところに手が届かないむずがゆさで、終始してしまった。
テンポかなあ。
会話が……とくに桔平がダメだったよーな気がする……。大味……。
あ、あくまでも、わたしは。
世間様の評価は知りません。
もっとねちこい演出だったら、またちがっていたかもな。
とてもさばさばしてたからなあ。
とはいえ、きっぺーはかっこよかったっす。
髪がふつーにあるときも違和感なかったし、2幕目の坊主頭もセクシーでした。
金髪の坊主頭。剃ってるわけじゃなくて、超ショートヘアですな。
わたしは思わず、
「ゾロのコスプレしてくれ……」
と、思いました。
腹巻きして、日本刀持ってくれえ。
よかった、これからリアル・ゾロはきっぺーのイメージでいられるわ。押尾っちのイメージ@クニミツの政を払拭できるわ。
桔平もそれなりに脱いでました。
なんせ、ゲイたちの物語ですから。肉体美は必然。
マックスとホルストは、舞台正面を向いたまま、互いに触ることも見ることもないまま「互いの声だけで」セックスするんですが、ふたりともいいカラダしてますよ。
つーか桔平、乳首ちっちぇえ(笑)。
遠藤さんが大きすぎるのか? 彼の乳首は乳輪がやたら黒くて大きかった。
それに対してきっぺーちゃんの乳首は小さくて色が薄かったです……って、なにを見ているんだ(笑)。つーか、見るだろ、エロシーンなんだから。
「俺の指を感じるか」
「ああ、感じる」
「舌」
「ああ……」
とかいう、ヴァーチャルセックスで、ちゃんとイくとこまで演じてくれます。役者はすごいな。
それにしても、ほんとーに男しか出てこない舞台で、出てくる男、全部ホモでした……。
オカマバーのショータイムでは、思わず口が開きました。
みなさん、すばらしい脱ぎっぷりです……。
まさか、生ケツとか見られるとは思ってなかったからさー……はー、そーゆー舞台でしたか……。
男優さんたち、むだ毛処理は完璧です。
篠井さんをはじめ、太股もすねもつるつる。
もちろん、ケツもつるつるさー。
ブーメランパンツもヒモパンツも、なんでもこい! Tバックもまぶしい筋肉美。尻にはちゃんと筋肉のくぼみがありますぜ、と。
見終わったあとに、思わず言っちゃったもんな。
「WHITEちゃんアンタ、負けてるよ……」
すね毛処理では、オカマさんたちの勝ち〜〜。
ということで、椎名桔平主演の舞台を観てきました。パルコ劇場で上演されていた『ベント』。
そもそもの原動力は、
「トウコちゃんのおヒゲを観に行こう!」
だったもんで、「どーせ東京行くなら、ついでになにか観るべ」「なにかって、なにやってんだ? なんか観たいものあるか?」と見回したところ、
「そうだ、桔平がある!!」
でした。
わたしもWHITEちゃんも、桔平ファンですから!
テレビ俳優を生で見られる機会は、そうそうないですから。
ナマ桔平なら、べつになんでもよかったわけで。
芝居の内容なんか、二の次でした。ほんと。
予備知識はほとんどなし。
スポーツ新聞愛読者なので、制作発表インタビューを目にしたくらいっす。
そこで、桔平がホモの役だと知りました。
ええ、それだけです。
ホモ役だから観に行こうと思ったわけじゃないのよ、桔平だから観に行こうと思ったら、ホモだったのよ。
それだけなのよ。
「スカート穿こうかと思ったんだけど、思いとどまったわ。はっ、そーだアタシ、むだ毛処理してないんだった、すね毛剃ってないから、スカートはダメだわっ、と思って、ズボンにしたの」
と、WHITEちゃん。
お互い忙しくて、同じバスに乗って旅立ったのに、会話したのは東京に着いてから。
いや、寒いんだから、ズボンでいいじゃん。むだ毛はどうかと思うが。
チケットを手に入れ損ねていたので、当日券に並びに行ったよ。
……たぶん、下手に前売り買うよりいい席が手に入った。
1930年代のナチス政権下。強制収容所に送られたのは、ユダヤ人だけじゃない。同性愛者もまた、収容所送りだった。しかも、扱いはユダヤ人より下。
そんな「究極の状況」において芽生える、男たちの「究極の愛」の物語。
作・マーティン・シャーマン、演出・鈴木勝秀、出演・椎名桔平、遠藤憲一、高岡蒼佑、篠井英介。
とりあえず、思ったことは。
篠井英介サマ、すてき〜〜っっ。
篠井さんは、オカマバーのマドンナ役と、ナチス将校の2役でした。
これがもお、両方ともすごいのよ。うっひゃー、って感じ。
オカマ役のときは、これまた違和感なくゴージャスで美しいし、ナチス将校ときたら、生唾もんのクールビューティ(笑)。
さすがですわねえ。
桔平ですか?
桔平は……。
桔平でした。
テレビで見るまんま。
ああ、かっこいー……。
でも、舞台俳優としては、どうかしら。
わたし的には、微妙。
作品の問題かなあ。
なんつーかあまり、感情移入できなかったってゆーか。
会話のテンポや言葉遣いに、いちいちズレみたいな、もどかしいものを感じたわ。
もっと盛り上げられそーなもんなのに。
舞台をやたら「広く」感じてしまった。
たんにわたしが、うまく世界に入れなかっただけなのかもしれん。
人間であることを否定され、虐げられ、意味もなく虐待され虐殺される収容所の人々。
ただただ残虐な、ナチスたち。
触れあうことも見つめ合うことも許されないというのに、マックス@椎名桔平とホルスト@遠藤憲一は愛し合う。
どれだけ人間性を否定されても、極限の中でも、人間は愛し合うことができる……。
ストーリーは、悪くない。
マックスのいーかげん男ぶりと、彼の恋人ルディ@高岡蒼佑の可憐少年ぶり、そしてホルストの真摯さはいいコントラストとなって、効果を上げている。
ヤクザでちんぴらで軽薄なマックスが、真の愛……自分自身の真の姿を認め受け止めるまで、というストーリーラインもいい。
彼の弱さとずるさ、そしてたどりつく強さは、感動的だ。
しかし。
いまいち、ノれなかったんだ……。
かゆいところに手が届かないむずがゆさで、終始してしまった。
テンポかなあ。
会話が……とくに桔平がダメだったよーな気がする……。大味……。
あ、あくまでも、わたしは。
世間様の評価は知りません。
もっとねちこい演出だったら、またちがっていたかもな。
とてもさばさばしてたからなあ。
とはいえ、きっぺーはかっこよかったっす。
髪がふつーにあるときも違和感なかったし、2幕目の坊主頭もセクシーでした。
金髪の坊主頭。剃ってるわけじゃなくて、超ショートヘアですな。
わたしは思わず、
「ゾロのコスプレしてくれ……」
と、思いました。
腹巻きして、日本刀持ってくれえ。
よかった、これからリアル・ゾロはきっぺーのイメージでいられるわ。押尾っちのイメージ@クニミツの政を払拭できるわ。
桔平もそれなりに脱いでました。
なんせ、ゲイたちの物語ですから。肉体美は必然。
マックスとホルストは、舞台正面を向いたまま、互いに触ることも見ることもないまま「互いの声だけで」セックスするんですが、ふたりともいいカラダしてますよ。
つーか桔平、乳首ちっちぇえ(笑)。
遠藤さんが大きすぎるのか? 彼の乳首は乳輪がやたら黒くて大きかった。
それに対してきっぺーちゃんの乳首は小さくて色が薄かったです……って、なにを見ているんだ(笑)。つーか、見るだろ、エロシーンなんだから。
「俺の指を感じるか」
「ああ、感じる」
「舌」
「ああ……」
とかいう、ヴァーチャルセックスで、ちゃんとイくとこまで演じてくれます。役者はすごいな。
それにしても、ほんとーに男しか出てこない舞台で、出てくる男、全部ホモでした……。
オカマバーのショータイムでは、思わず口が開きました。
みなさん、すばらしい脱ぎっぷりです……。
まさか、生ケツとか見られるとは思ってなかったからさー……はー、そーゆー舞台でしたか……。
男優さんたち、むだ毛処理は完璧です。
篠井さんをはじめ、太股もすねもつるつる。
もちろん、ケツもつるつるさー。
ブーメランパンツもヒモパンツも、なんでもこい! Tバックもまぶしい筋肉美。尻にはちゃんと筋肉のくぼみがありますぜ、と。
見終わったあとに、思わず言っちゃったもんな。
「WHITEちゃんアンタ、負けてるよ……」
すね毛処理では、オカマさんたちの勝ち〜〜。
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