それにしても、神父と医者。
2003年11月13日 ゲーム 『SIREN』難しすぎ……。
こんなに難しいゲーム、久々だわ……。
いや、わたしはへたっぴなので、大抵なにやったって難しいんだけどね。アクションは大の苦手だし。
しかし。
それにしても、難しいだろ、『SIREN』。
ケバ女のシナリオで、屍人全滅させろ、というミッションが出たときに、思わず絶望して電源切りました。
……できるかっ、そんなこと!!
一定時間経ったら生き返る敵キャラ相手に、わずかな武器しかなくて、いつも青色吐息でクリアしてるのに、全滅になんかできるもんかーっ。
それでも、とりあえずそのシナリオもクリアして、現在も鋭意努力中。
竹内家の墓を見つけるのに数時間かかった……。
されど。
されど、わたしはオタク女。腐女子ここにあり。
ねえねえ、このゲームのあのふたりは、どうなんですか?
神父と医者ですよ。
正確には神父じゃなくて求道師という名前なんだけど、見た目はストイックな黒衣の神父。医者は何故かプライベート?なときも白衣着用(何故だ・笑)。職業とコスチュームだけでも萌えですな。
神父は心優しきヘタレ男。医者はちょいと翳のある強い男。
しかもこのふたり、生き別れ?の双子の兄弟だとかいうじゃないですか。
わたしはすでに神父のことを「姫」と呼んでます。
まだ初日のシナリオをぐるぐる回ってるところなんで、大してストーリーが進んでいるわけじゃないんだが、男キャラの中で唯一「武器を持って戦わない」のが神父。
女の子キャラと同じ扱い。ただ、逃げる。隠れる。……捕まったら最後、なにもできずに殺されるのみ。
求道女の膝にすがって泣いてみたり、ゲーム内の悲惨な出来事を前にして、運命に翻弄されるヒロインみたいに絶望してみたり、やることなすことなんてツボなの。
いちばん萌えたのが、病院でのムービー。
敵に襲われたとき、神父はただおびえるだけでなにもできない。そんな彼を、あたりまえにかばって戦うのが、医者。
謝る神父、「仕方ありませんよ、あなたはこーゆーことに慣れてないんだから」てな意味のことをさらりと言って、神父の代わりに戦う医者。……医者だってべつに、戦いに慣れてるわけじゃないと思うんだが。
姫だ……。
神父、すでにアンタ、姫だよ。
女の子キャラよりよっぽど、お姫様してるよ。
ああ、ケロに演じて欲しいキャラだ……。『血と砂』のフアン再び、てな(笑)。
となると、医者は誰がいいかなあ。男前な強い人……。
「それにしても……声、ヘタじゃないか、みんな?」
と、弟が言う。
ああ、言ってはならんことをっ。
『SIREN』は役者が実際に演じた姿を元に、キャラの動きや表情を作ってあるらしいんだよね。制作サイドの話なんぞなにも知らないのだが、声はどーゆー人たちがやってるんだ? 役者本人か?
「とくに、学者。アレ、どうよ?」
と、わたし。
ああっ、言ってはならんことをっ。
弟もぶはっと爆笑している。
「学者、いちばん演技ヘタだよなー。アレは正直、すごい。なんであんなにヘタなんだ?」
「いまどき、あんなにヘタだなんてすごいよねえ。大抵の俳優も声優も、そこそこうまいのにねえ」
「学者なんて、いちばん演じやすいキャラだろ。クールでニヒルな男なんだから」
「入り込んで演技しやすいキャラだよね。しかしアレは、意図があってわざと棒読みなの? 滑舌も悪いし。御手洗潔みたいなビジュアルで」
「まだ眼鏡女の方がよっぽどうまいよなあ。『せんせえ、なにしてんですかぁ?』」
「主役?の高校生男子は、演技わりとうまいよね。『その犬、もう死んでるっぽいし』には感心した」
声の演技は、重要だよなあ。
わたしたちにはすでにトラウマとなっている、『エコーナイト2』というホラーゲームがあってだな、このゲームの声優が超絶ヘボかったのだわ。
標準語を話すことができるだけの素人を使ったとしか思えない、完全無欠の棒読みぶり。なまじ、少し感情をこめようとして、「素人ががんばってます」調の、いっそアナウンサーぐらい無感動の方がサムくなくてよかったよ的大失敗をしているのだ。
あれ以来、ホラーゲームの「声」がどれほど重要かを思い知っているもんでな。『SIREN』の制作にホンモノの役者を使っていると聞いたときから、声の演技力には危惧していたよ。声優ってのは、やっぱり技能職だと思うから。
「なんにせよ、『エコーナイト2』よりマシだから、いいか」
「『エコーナイト2』を越えるヘタ声優は、探す方が大変だろ。つーかアレは、声優全員が『SIREN』の学者レベルだったもんなあ」
まあ、アニメではなくゲームだから。しかも、画面が実写に近いし。
多少のヘタ声は、味と言えなくもない。
「それにしても……小野不由美の『屍鬼』に似てるよな。あらゆる意味で」
と、弟が言う。
ああ、言ってはならんことをっ。
「あらゆる意味で、やばいくらい似てるよな」
と、わたし。
ああ、言ってはならんことをっ。
『屍鬼』もたしか、宗教家と医者だったよなあ……腐女子の萌えは。宗教家はヘタレで、医者は強かった。
「ところでコレ、『零』の発売日までに終わりそうか?」
「……無理じゃない?」
「シナリオのボリュームだけは、ものすごいしな」
『零』までのつなぎだったはずなのに。こんなにこんなにプレイしても、まだ初日シナリオだなんて。
いつ終わるんだ?
それにしても。
冬コミの原稿、進まないよ……。
こんなに難しいゲーム、久々だわ……。
いや、わたしはへたっぴなので、大抵なにやったって難しいんだけどね。アクションは大の苦手だし。
しかし。
それにしても、難しいだろ、『SIREN』。
ケバ女のシナリオで、屍人全滅させろ、というミッションが出たときに、思わず絶望して電源切りました。
……できるかっ、そんなこと!!
一定時間経ったら生き返る敵キャラ相手に、わずかな武器しかなくて、いつも青色吐息でクリアしてるのに、全滅になんかできるもんかーっ。
それでも、とりあえずそのシナリオもクリアして、現在も鋭意努力中。
竹内家の墓を見つけるのに数時間かかった……。
されど。
されど、わたしはオタク女。腐女子ここにあり。
ねえねえ、このゲームのあのふたりは、どうなんですか?
神父と医者ですよ。
正確には神父じゃなくて求道師という名前なんだけど、見た目はストイックな黒衣の神父。医者は何故かプライベート?なときも白衣着用(何故だ・笑)。職業とコスチュームだけでも萌えですな。
神父は心優しきヘタレ男。医者はちょいと翳のある強い男。
しかもこのふたり、生き別れ?の双子の兄弟だとかいうじゃないですか。
わたしはすでに神父のことを「姫」と呼んでます。
まだ初日のシナリオをぐるぐる回ってるところなんで、大してストーリーが進んでいるわけじゃないんだが、男キャラの中で唯一「武器を持って戦わない」のが神父。
女の子キャラと同じ扱い。ただ、逃げる。隠れる。……捕まったら最後、なにもできずに殺されるのみ。
求道女の膝にすがって泣いてみたり、ゲーム内の悲惨な出来事を前にして、運命に翻弄されるヒロインみたいに絶望してみたり、やることなすことなんてツボなの。
いちばん萌えたのが、病院でのムービー。
敵に襲われたとき、神父はただおびえるだけでなにもできない。そんな彼を、あたりまえにかばって戦うのが、医者。
謝る神父、「仕方ありませんよ、あなたはこーゆーことに慣れてないんだから」てな意味のことをさらりと言って、神父の代わりに戦う医者。……医者だってべつに、戦いに慣れてるわけじゃないと思うんだが。
姫だ……。
神父、すでにアンタ、姫だよ。
女の子キャラよりよっぽど、お姫様してるよ。
ああ、ケロに演じて欲しいキャラだ……。『血と砂』のフアン再び、てな(笑)。
となると、医者は誰がいいかなあ。男前な強い人……。
「それにしても……声、ヘタじゃないか、みんな?」
と、弟が言う。
ああ、言ってはならんことをっ。
『SIREN』は役者が実際に演じた姿を元に、キャラの動きや表情を作ってあるらしいんだよね。制作サイドの話なんぞなにも知らないのだが、声はどーゆー人たちがやってるんだ? 役者本人か?
「とくに、学者。アレ、どうよ?」
と、わたし。
ああっ、言ってはならんことをっ。
弟もぶはっと爆笑している。
「学者、いちばん演技ヘタだよなー。アレは正直、すごい。なんであんなにヘタなんだ?」
「いまどき、あんなにヘタだなんてすごいよねえ。大抵の俳優も声優も、そこそこうまいのにねえ」
「学者なんて、いちばん演じやすいキャラだろ。クールでニヒルな男なんだから」
「入り込んで演技しやすいキャラだよね。しかしアレは、意図があってわざと棒読みなの? 滑舌も悪いし。御手洗潔みたいなビジュアルで」
「まだ眼鏡女の方がよっぽどうまいよなあ。『せんせえ、なにしてんですかぁ?』」
「主役?の高校生男子は、演技わりとうまいよね。『その犬、もう死んでるっぽいし』には感心した」
声の演技は、重要だよなあ。
わたしたちにはすでにトラウマとなっている、『エコーナイト2』というホラーゲームがあってだな、このゲームの声優が超絶ヘボかったのだわ。
標準語を話すことができるだけの素人を使ったとしか思えない、完全無欠の棒読みぶり。なまじ、少し感情をこめようとして、「素人ががんばってます」調の、いっそアナウンサーぐらい無感動の方がサムくなくてよかったよ的大失敗をしているのだ。
あれ以来、ホラーゲームの「声」がどれほど重要かを思い知っているもんでな。『SIREN』の制作にホンモノの役者を使っていると聞いたときから、声の演技力には危惧していたよ。声優ってのは、やっぱり技能職だと思うから。
「なんにせよ、『エコーナイト2』よりマシだから、いいか」
「『エコーナイト2』を越えるヘタ声優は、探す方が大変だろ。つーかアレは、声優全員が『SIREN』の学者レベルだったもんなあ」
まあ、アニメではなくゲームだから。しかも、画面が実写に近いし。
多少のヘタ声は、味と言えなくもない。
「それにしても……小野不由美の『屍鬼』に似てるよな。あらゆる意味で」
と、弟が言う。
ああ、言ってはならんことをっ。
「あらゆる意味で、やばいくらい似てるよな」
と、わたし。
ああ、言ってはならんことをっ。
『屍鬼』もたしか、宗教家と医者だったよなあ……腐女子の萌えは。宗教家はヘタレで、医者は強かった。
「ところでコレ、『零』の発売日までに終わりそうか?」
「……無理じゃない?」
「シナリオのボリュームだけは、ものすごいしな」
『零』までのつなぎだったはずなのに。こんなにこんなにプレイしても、まだ初日シナリオだなんて。
いつ終わるんだ?
それにしても。
冬コミの原稿、進まないよ……。
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