友人諸氏にWHITEちゃんの捜し方を教えよう。

 昨日の伊藤園貸切のとき、座席抽選をするためにWHITEちゃんは一足先に列に並んでいた。
 なんで早くからひとりで並んでいたかというと、朝からムラにいたせい。午前公演のチケットをさばいていたんだって。

 わたしは座席抽選開始時刻の30分前にはムラに到着したんだけど、そのときすでに長蛇の列ができていた。

 長蛇の列で、ひとを捜すのは大変だ。
 しかも、列の人たちはみんな前を向いて並んでいる。最後尾のあるエントランスから入ると、並んでいる人たちの後ろ姿ばかりがつらなっているわけだな。
 このなかからひとりを捜すのは、大変だよね?

 しかもWHITEちゃん、小さいし。
 いつも、人混みに埋没してる。

 わたしなんかはひとよりでかいため、とても見つけやすいらしい。
 梅田の並びのときなんか、Be-Puちゃんは、
「緑野さんを待ち合わせ“場所”にしよう」
 などと失礼なことを真顔で言ってくれたよ。
 わたしは電信柱か? 看板か?

 わたしのことはともかく、小さなWHITEちゃんの捜し方。

 鞄を探そう。

 WHITEちゃんはいつも必ず、同じ鞄を持っている。

 気に入ったモノはとことん使う性格なんだろう。
 一度鞄を買うと、次の鞄を買うまでずーーーーっと、同じ鞄しか使わないのだ。
 もう1年以上、彼女はいついかなるときも同じ鞄しか持っていない。
 どこへ行くときも、なにをするときも同じ鞄だ。
 どんな服でもどんな靴でも、夏でも冬でも、同じ鞄だ。
 旅行のときですら、巨大な旅行鞄とは別に、いつもの鞄を持っていた。
 TPOなど、彼女には存在しない。いつも、同じ鞄だ。

 今の鞄を買う前も、やはりひとつの鞄をなにがなんでも使い続けていた。目的に合わせて替えるということはしない。
 ひとつの鞄が古くなって使いづらくなるなりしてから、新しいモノに買い換える。そして、そのたったひとつを使い続ける。別の鞄を買うまで、替えられることはない。

 だから、鞄を探そう。
 いつもWHITEちゃんが肩からかけている、あの鞄。
 どんなにたくさん人が並んでいても、背中しか見えなくても、関係ない。
 あの大きな鞄を探せばいいのさ。

 最近はコレで、小さなWHITEちゃんもばっちり捜せるよ。
 後ろからでも声をかけられるよ。

 WHITEちゃんの捜し方。
 これで、次の月組の並びでも、簡単にWHITEちゃんが捜せるぞっ。

 でも、わたしが日記で書いていたことは秘密にしてね(笑)。

  

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