萌えです。
ものすっげー、萌えで愉快な映画を見てしまいました。
どれくらい愉快かというと、『ギャング・オブ・ニューヨーク』以来です!(笑)
その映画の名は、『ワイルド・スピードX2』だ!
走り屋モノだと聞いて、まったく興味がなかった。車なんかどーでもいいもん。しかも、走り屋さんたちの車ってば、わたしの目には「……バカ?」って感じのデコレーションされたものばかりだし。
予告を見ただけで「一生見なくていいや」てな作品だったのに。
宣伝のために日本にやってきた主演俳優のポール・ウォーカーを見て、気が変わる。
だってアンタ、男前じゃないのっ。
予告で見る限り、薄汚い感じなのに、ふつーにしてたらこんなにハンサムだったの?
つーことで、現金に興味が湧く(笑)。
主演が男前。
走り屋モノ。
どうやら続編らしい。
……これだけの、予備知識。
あと、試写会場で司会のおねーさんが、「アメリカで、10代の若者にもっとも支持された映画」と言っていたのを聞いて、わりと萎える。わたしゃ、ばばあじゃけん、ガキのよろこぶよーな映画はきっと理解できねーよ、と。
監督ジョン・シングルトン、出演ポール・ウォーカー、タイリース、エヴァ・メンデス。
ストーリー自体はなんもわかんねーまま、さあ映画スタート。
…………?
なんなの、これ?
ブライアン@ポール・ウォーカーは元警官で今は凄腕のストリート・レーサー。どうやら警官時代に一悶着あり、それが前作で描かれているらしい。
現在は違法な走り屋であるブライアンは、警察に逮捕されてしまう。そして、罪を帳消しにしてやるかわりに囮捜査に協力しろと脅迫されちゃうのだ。
なんでも、大悪人カーター@コール・ハウザーが裏金を運ぶための運転手を探しているという。ブライアンは、幼なじみのローマン@タイリースを相棒に抜擢し、ふたりで囮捜査にGO!
このブライアンとローマンの再会のシーンが、わたしに首をひねらせた最初だ。
なんつーんですか……こう、ねとっとしているというか。
数年ぶりの再会らしいふたり。しかも、なんだか誤解があるらしく、ローマンはブライアンを恨んでいる。
「あんなにひどくオレを裏切っておいて、よくもおめおめと顔を出せたな!」
「それは誤解だ。俺はお前を裏切ったりしてない」
「オレはお前のせいで3年もムショに入れられたんだ! どれだけつらいめに遭ったか……」
てな殴り合いの激しい会話。
恋人同士の、痴話ゲンカ?
にしか、見えないんですけど……。
ローマン、刑務所でナニがあったの? やっぱりナニ?
とにかく、必要に迫られてコンビを復活させたブライアンとローマン。ふたりで悪党カーターの館へ。そこでテストを受け、彼らは運び屋として合格する。
カーターのもとには、女性囮捜査官モニカ@エヴァ・メンデスがいて、ブライアンたちをバックアップすることになってるんだけど。
女好きのブライアンは、モニカに興味津々。それにいちいちローマンは文句をつけ、皮肉を言う。つーか、モニカと張り合うよーな言動……?
浮気者のダーリンにやきもちをやくハニー?
カーターもモニカも、そして警察も心の底から信じてはいないブライアンは、信頼できる走り屋仲間に協力を求める。
マイアミの走り屋たちを仕切るナイス・ガイに相棒のローマンを紹介し、彼の住む部屋を探してくれと言ったらば。
「一緒に暮らさないのか?」
と、ナチュラルに返される。
誰の目から見ても、カップルなんですか?
運び屋の仕事前夜。危険な勝負だ、仕事中に死ぬかもしれないし、成功したとしてもカーターに消されることぐらいわかってる。警察はあてにならない。
明日、死ぬかもしれない……その夜に、ブライアンとローマンは語り合う。
「本当に誤解だったんだ。俺はお前を裏切ったりしてない」
「……わかってる。本当はわかってたんだ。オレがドジを踏んだだけさ。だが、お前を恨むことでその事実から逃げていたんだ」
ら、らぶらぶ?
そして、仕事当日の朝。
それぞれのマシンに乗ったふたりは戦いへと赴く。そのときに、ブライアンは言うのさ。
「大丈夫か?」
マシンの調子のことだと思ったローマン(仕事のことだったかな?)、
「まかせろ!」
てなことを返すのだが。
それ、えっちした翌朝に攻が受に向かって言う定番台詞だよね?
「昨日はつい激しくヤってしまったけど、お前、躰は大丈夫か?」
って意味よね?
ゆうべアンタら、ヤってたんですかいっ?!
やっぱり?
そうとしか思えない雰囲気だったけど!!
さあて、物語も大詰め、大仕事。カーターを無事に逮捕することができるのかっ?! とことんカーアクション。
ブライアンとローマンがんばる! マイアミの走り屋たちもがんばる!
こーゆーハナシだから、オチを言ってもいいだろう?
ラストはもちろん、大団円だ。
仕事はすべてうまくいき、ブライアンとローマンは前科を帳消しにされ、一般人としてふつーに生きていくことを許される。
しかも、ただの大団円じゃない。
最後は、「プロポーズ」で終わった……。
一緒に暮らすんかい、お前らっっ。
女は? 美人捜査官モニカの立場は?! ただブライアンが、ローマンにやきもちをやかせるためにちょっかい出しただけ?
もー、あちこち笑いこらえるのに大変だった。
濃密な男同士の物語。
見ている方が恥ずかしくなるようなバカップルぶり。
レースものとしても、アクションものとしても、わたしはどーでもいー。
ブライアンとローマンの「恋愛映画」として、めちゃくちゃたのしんだ。
つーかコレ、ボーイズラブだよねえ? 定番まんまのストーリーだよねえ?
ごついムキムキ黒人のローマンが受、てのがイイ感じです(笑)。
ハンサム白人のブライアンは、ちょいわがままのカッコイイ系攻だしさっ。
おもしろすぎ。
「アレ、女が見たら絶対たのしーよー。腐女子はなにがあっても行くべきだねっ」
と語るわたしに、WHITEちゃんは冷たく、
「女はまず見に行かないタイトルだけどね。カーマニアの男しか見ないって」
と、返してくれたよ。
わたし、今度は吹き替え版で見たいけどなー。
マイアミを舞台にした、アクション・ホモ・ロマンス(笑)。
ものすっげー、萌えで愉快な映画を見てしまいました。
どれくらい愉快かというと、『ギャング・オブ・ニューヨーク』以来です!(笑)
その映画の名は、『ワイルド・スピードX2』だ!
走り屋モノだと聞いて、まったく興味がなかった。車なんかどーでもいいもん。しかも、走り屋さんたちの車ってば、わたしの目には「……バカ?」って感じのデコレーションされたものばかりだし。
予告を見ただけで「一生見なくていいや」てな作品だったのに。
宣伝のために日本にやってきた主演俳優のポール・ウォーカーを見て、気が変わる。
だってアンタ、男前じゃないのっ。
予告で見る限り、薄汚い感じなのに、ふつーにしてたらこんなにハンサムだったの?
つーことで、現金に興味が湧く(笑)。
主演が男前。
走り屋モノ。
どうやら続編らしい。
……これだけの、予備知識。
あと、試写会場で司会のおねーさんが、「アメリカで、10代の若者にもっとも支持された映画」と言っていたのを聞いて、わりと萎える。わたしゃ、ばばあじゃけん、ガキのよろこぶよーな映画はきっと理解できねーよ、と。
監督ジョン・シングルトン、出演ポール・ウォーカー、タイリース、エヴァ・メンデス。
ストーリー自体はなんもわかんねーまま、さあ映画スタート。
…………?
なんなの、これ?
ブライアン@ポール・ウォーカーは元警官で今は凄腕のストリート・レーサー。どうやら警官時代に一悶着あり、それが前作で描かれているらしい。
現在は違法な走り屋であるブライアンは、警察に逮捕されてしまう。そして、罪を帳消しにしてやるかわりに囮捜査に協力しろと脅迫されちゃうのだ。
なんでも、大悪人カーター@コール・ハウザーが裏金を運ぶための運転手を探しているという。ブライアンは、幼なじみのローマン@タイリースを相棒に抜擢し、ふたりで囮捜査にGO!
このブライアンとローマンの再会のシーンが、わたしに首をひねらせた最初だ。
なんつーんですか……こう、ねとっとしているというか。
数年ぶりの再会らしいふたり。しかも、なんだか誤解があるらしく、ローマンはブライアンを恨んでいる。
「あんなにひどくオレを裏切っておいて、よくもおめおめと顔を出せたな!」
「それは誤解だ。俺はお前を裏切ったりしてない」
「オレはお前のせいで3年もムショに入れられたんだ! どれだけつらいめに遭ったか……」
てな殴り合いの激しい会話。
恋人同士の、痴話ゲンカ?
にしか、見えないんですけど……。
ローマン、刑務所でナニがあったの? やっぱりナニ?
とにかく、必要に迫られてコンビを復活させたブライアンとローマン。ふたりで悪党カーターの館へ。そこでテストを受け、彼らは運び屋として合格する。
カーターのもとには、女性囮捜査官モニカ@エヴァ・メンデスがいて、ブライアンたちをバックアップすることになってるんだけど。
女好きのブライアンは、モニカに興味津々。それにいちいちローマンは文句をつけ、皮肉を言う。つーか、モニカと張り合うよーな言動……?
浮気者のダーリンにやきもちをやくハニー?
カーターもモニカも、そして警察も心の底から信じてはいないブライアンは、信頼できる走り屋仲間に協力を求める。
マイアミの走り屋たちを仕切るナイス・ガイに相棒のローマンを紹介し、彼の住む部屋を探してくれと言ったらば。
「一緒に暮らさないのか?」
と、ナチュラルに返される。
誰の目から見ても、カップルなんですか?
運び屋の仕事前夜。危険な勝負だ、仕事中に死ぬかもしれないし、成功したとしてもカーターに消されることぐらいわかってる。警察はあてにならない。
明日、死ぬかもしれない……その夜に、ブライアンとローマンは語り合う。
「本当に誤解だったんだ。俺はお前を裏切ったりしてない」
「……わかってる。本当はわかってたんだ。オレがドジを踏んだだけさ。だが、お前を恨むことでその事実から逃げていたんだ」
ら、らぶらぶ?
そして、仕事当日の朝。
それぞれのマシンに乗ったふたりは戦いへと赴く。そのときに、ブライアンは言うのさ。
「大丈夫か?」
マシンの調子のことだと思ったローマン(仕事のことだったかな?)、
「まかせろ!」
てなことを返すのだが。
それ、えっちした翌朝に攻が受に向かって言う定番台詞だよね?
「昨日はつい激しくヤってしまったけど、お前、躰は大丈夫か?」
って意味よね?
ゆうべアンタら、ヤってたんですかいっ?!
やっぱり?
そうとしか思えない雰囲気だったけど!!
さあて、物語も大詰め、大仕事。カーターを無事に逮捕することができるのかっ?! とことんカーアクション。
ブライアンとローマンがんばる! マイアミの走り屋たちもがんばる!
こーゆーハナシだから、オチを言ってもいいだろう?
ラストはもちろん、大団円だ。
仕事はすべてうまくいき、ブライアンとローマンは前科を帳消しにされ、一般人としてふつーに生きていくことを許される。
しかも、ただの大団円じゃない。
最後は、「プロポーズ」で終わった……。
一緒に暮らすんかい、お前らっっ。
女は? 美人捜査官モニカの立場は?! ただブライアンが、ローマンにやきもちをやかせるためにちょっかい出しただけ?
もー、あちこち笑いこらえるのに大変だった。
濃密な男同士の物語。
見ている方が恥ずかしくなるようなバカップルぶり。
レースものとしても、アクションものとしても、わたしはどーでもいー。
ブライアンとローマンの「恋愛映画」として、めちゃくちゃたのしんだ。
つーかコレ、ボーイズラブだよねえ? 定番まんまのストーリーだよねえ?
ごついムキムキ黒人のローマンが受、てのがイイ感じです(笑)。
ハンサム白人のブライアンは、ちょいわがままのカッコイイ系攻だしさっ。
おもしろすぎ。
「アレ、女が見たら絶対たのしーよー。腐女子はなにがあっても行くべきだねっ」
と語るわたしに、WHITEちゃんは冷たく、
「女はまず見に行かないタイトルだけどね。カーマニアの男しか見ないって」
と、返してくれたよ。
わたし、今度は吹き替え版で見たいけどなー。
マイアミを舞台にした、アクション・ホモ・ロマンス(笑)。
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