あれで終わりでも変わらないだろーに。@GOOD LUCK!!
2003年3月16日 テレビ 『GOOD LUCK!!』って最終回じゃなかったんですか?
てっきりそうだと信じ切って見ていたんで、「つづく」だったから驚いた。
それから、誰か『GOOD LUCK!!』というドラマのどこがおもしろいのかを教えてください。
べつにおもしろくないわけじゃないけど、そんなものすごい視聴率を取る理由がわかりません。
……キムタクですか?
それだけですか?
それだけなんですか?
それでいいんですか?
とまあ、今期はわたし、ものすごーくドラマをたくさん見ています。
今までなら、1話か、せいぜい3話まで見たらオシマイ、そこで切り捨てているよーなレベルのものまで、みんな見てます。
それはすべて、DVDレコーダの功績です。
今期のはじめに、全部設定しちゃったんだわ。
めぼしいドラマを録画するように。時間とタイトルを入力してあったので、あとはわたしが忘れていても、勝手に録りつづけている。電源切ってても、コンセントを抜いていない限り、勝手に録りつづける。
おかげで、いろんなものを見ちゃったよー。
『GOOD LUCK!!』を1回も抜けることなく見つづけることができたのは、すべてレコーダのおかげ。
日曜の夜とかに、他のデータを見ようとリストを開いたら、『GOOD LUCK!!』と新たにタイトルが出てる。……そっか、今日『GOOD LUCK!!』の放送あったんだー、すっかり忘れてたー。……の、繰り返し。
もしレコーダがなければ、たぶん1話で見るのやめてた……がんばったとしても、2話でロンググッバイだな。
おもしろくないわけじゃない。
ただ、つまらない。
なんつーんですか、熱帯魚とか観葉植物とか環境ビデオみたいな感じ。目にやさしーきれーなものを、ただ流している、というか。おもしろくはないけど、不愉快でもない。感動しないかわりにムカつきもしない。
キャラもストーリーもみんな「薄い」。生きた人間はどうやらひとりもいない。書き割りの世界、予定調和とご都合主義だけの世界。美しくて毒のない人たち。スパイスに人情。痛みのない、お手軽プーな恋愛。おかわり自由なファミレスのコーヒーみたいな世界観。
このドラマのいちばんの功績は、「キムタク」だなぁ。
わたしは役者としてのキムタクは好きじゃない。
つーかジャニタレのほとんどは苦手。
だって彼らは「アイドル」であって「役者」ではないから。
役者というのは、役になりきる。
アイドルは逆。役になりきってしまっては、それは正しい「アイドル」ではない。
演技しているつもりでも、結局は「アイドル」でしかない。それが役者とアイドルのちがい。
つーか、「アイドル」はそうでなくてはならない。どんな色で覆われても、それをはねのけて自分の色で輝く。そういった天分の才を持った人を「アイドル」という。
キムタクは、アイドルだ。
なにをやっても、キムタクはキムタク。
明るい役でも暗い役でも、コメディでも悲劇でも、なにやっても彼のキャラクタは同じ。
そうでなければ、「アイドル」ではない。そうでなければ、「キムタク」ではない。
それがわかっているから、ドラマ好きのわたしからすれば、キムタクのドラマは「つまらない」。
なにやっても同じだから。
わたしが見たいのはドラマであって、キムタク様のプロモーションビデオではないんだ。
だから、おもしろそうな作品には、彼やジャニタレたちが出ないことを心から望んでいる。
日本のテレビ界でジャニタレのいない世界はあってはならないそうなので、そのへんはもうあきらめているけど、せめて、主要人物では出ないでくれ。作品をぶちこわさないでくれ。
だが、キムタク様はキムタク様だ。主演以外はなさらない。つーか、天下の視聴率ゲッターだ、主演が当然だろう。
キムタク役しかできないキムタクを、どうするのが正しいか?
答え。
キムタクには、キムタク役を。
キムタクのキャラに合わせたドラマを作る。キムタクまんまの主人公が、キムタクの言動に合わせたストーリーで動く。
これが最強。
新境地とか、これまでにないとか、そんなことはせんでよろしい。できないんだから。
悪役とかクールとか神秘的とか、一生懸命やってたけど、なにやっても所詮キムタクだったじゃない。そして、所詮キムタクでしかない悪役とかクールとかだと、ドラマ自体をぶちこわしてきたじゃない。
キムタクには、キムタク役を。
そして、ドラマ『GOOD LUCK!!』。
大正解。
キムタク役を演じるキムタク。
それ以外は見事にどーでもいいレベル。
だが、キムタクが正しく作用しているので高視聴率。
……クリエイターは悲しくならないのかなぁ?
どんな良作よりも、ただキムタクがキムタク役で出ているだけのヘボドラマの方が評価されるなんてさぁ。スマスマが高視聴率なのと同じ理屈でしかないなんて……シビアな現実ナリ。
てっきりそうだと信じ切って見ていたんで、「つづく」だったから驚いた。
それから、誰か『GOOD LUCK!!』というドラマのどこがおもしろいのかを教えてください。
べつにおもしろくないわけじゃないけど、そんなものすごい視聴率を取る理由がわかりません。
……キムタクですか?
それだけですか?
それだけなんですか?
それでいいんですか?
とまあ、今期はわたし、ものすごーくドラマをたくさん見ています。
今までなら、1話か、せいぜい3話まで見たらオシマイ、そこで切り捨てているよーなレベルのものまで、みんな見てます。
それはすべて、DVDレコーダの功績です。
今期のはじめに、全部設定しちゃったんだわ。
めぼしいドラマを録画するように。時間とタイトルを入力してあったので、あとはわたしが忘れていても、勝手に録りつづけている。電源切ってても、コンセントを抜いていない限り、勝手に録りつづける。
おかげで、いろんなものを見ちゃったよー。
『GOOD LUCK!!』を1回も抜けることなく見つづけることができたのは、すべてレコーダのおかげ。
日曜の夜とかに、他のデータを見ようとリストを開いたら、『GOOD LUCK!!』と新たにタイトルが出てる。……そっか、今日『GOOD LUCK!!』の放送あったんだー、すっかり忘れてたー。……の、繰り返し。
もしレコーダがなければ、たぶん1話で見るのやめてた……がんばったとしても、2話でロンググッバイだな。
おもしろくないわけじゃない。
ただ、つまらない。
なんつーんですか、熱帯魚とか観葉植物とか環境ビデオみたいな感じ。目にやさしーきれーなものを、ただ流している、というか。おもしろくはないけど、不愉快でもない。感動しないかわりにムカつきもしない。
キャラもストーリーもみんな「薄い」。生きた人間はどうやらひとりもいない。書き割りの世界、予定調和とご都合主義だけの世界。美しくて毒のない人たち。スパイスに人情。痛みのない、お手軽プーな恋愛。おかわり自由なファミレスのコーヒーみたいな世界観。
このドラマのいちばんの功績は、「キムタク」だなぁ。
わたしは役者としてのキムタクは好きじゃない。
つーかジャニタレのほとんどは苦手。
だって彼らは「アイドル」であって「役者」ではないから。
役者というのは、役になりきる。
アイドルは逆。役になりきってしまっては、それは正しい「アイドル」ではない。
演技しているつもりでも、結局は「アイドル」でしかない。それが役者とアイドルのちがい。
つーか、「アイドル」はそうでなくてはならない。どんな色で覆われても、それをはねのけて自分の色で輝く。そういった天分の才を持った人を「アイドル」という。
キムタクは、アイドルだ。
なにをやっても、キムタクはキムタク。
明るい役でも暗い役でも、コメディでも悲劇でも、なにやっても彼のキャラクタは同じ。
そうでなければ、「アイドル」ではない。そうでなければ、「キムタク」ではない。
それがわかっているから、ドラマ好きのわたしからすれば、キムタクのドラマは「つまらない」。
なにやっても同じだから。
わたしが見たいのはドラマであって、キムタク様のプロモーションビデオではないんだ。
だから、おもしろそうな作品には、彼やジャニタレたちが出ないことを心から望んでいる。
日本のテレビ界でジャニタレのいない世界はあってはならないそうなので、そのへんはもうあきらめているけど、せめて、主要人物では出ないでくれ。作品をぶちこわさないでくれ。
だが、キムタク様はキムタク様だ。主演以外はなさらない。つーか、天下の視聴率ゲッターだ、主演が当然だろう。
キムタク役しかできないキムタクを、どうするのが正しいか?
答え。
キムタクには、キムタク役を。
キムタクのキャラに合わせたドラマを作る。キムタクまんまの主人公が、キムタクの言動に合わせたストーリーで動く。
これが最強。
新境地とか、これまでにないとか、そんなことはせんでよろしい。できないんだから。
悪役とかクールとか神秘的とか、一生懸命やってたけど、なにやっても所詮キムタクだったじゃない。そして、所詮キムタクでしかない悪役とかクールとかだと、ドラマ自体をぶちこわしてきたじゃない。
キムタクには、キムタク役を。
そして、ドラマ『GOOD LUCK!!』。
大正解。
キムタク役を演じるキムタク。
それ以外は見事にどーでもいいレベル。
だが、キムタクが正しく作用しているので高視聴率。
……クリエイターは悲しくならないのかなぁ?
どんな良作よりも、ただキムタクがキムタク役で出ているだけのヘボドラマの方が評価されるなんてさぁ。スマスマが高視聴率なのと同じ理屈でしかないなんて……シビアな現実ナリ。
コメント