セクハラ。@猫とわたし。
2003年3月15日 猫 猫は狭いところが好き。
最近の彼のお気に入りは、家具の隙間。部屋の角、ふたつの家具と家具の間に、20cm四方の隙間がある。そこにわざわざ入る。
なんといっても20cmしかないので、なにもできない。苦労して入ってなにをするのかと見ていれば、そこで彼は神妙に正座している。
正座。
両手両足をきちっとそろえ、正面を見て坐っている。
ただ、正座。
他の体勢はとれないので、寝ることもできない。
ずっと、正座。
他になにもできない。
……やがて、彼はまたもそもそと出てくる。
なにがしたいんだ?
1日に1回は、絶対そこへ入る。
入ってただ正座をし、また出てくる。
猫は狭いところが好き。
彼はマウステーブルの上がお気に入りだ。
ぴったりと収まっている。
たしかに、マウステーブルは猫が丸くなるにふさわしい大きさだろう。専用に作ったのか、と言いたくなるくらい、ぴったりだよ。
猫は、カラダにぴったりの場所に入る、という習性がある。それも、飼い主のそばで、「ぴったりの場所」を探す。パソコンの前にいることの多いわたしの飼い猫だから、マウステーブルの上がお気に入り、ってのは、仕方のないことかと思う。
でもな。
すごく、不便だ。
今も、彼のカラダの下敷きになっているマウスを使うべく、手を突っ込んだ。
すると彼は、「なにするのっ?!」という驚愕の顔をしてわたしを見る。
いや、なにするのって、マウスがね、あんたの腹の下なんだよ。
ごそごそと猫のカラダ越しにマウスを動かす。
猫は「信じられない……ッ!!」という顔でわたしを見る。
なにを大袈裟な顔してんだよ、こっちは使いにくいのを我慢してマウステーブルの上を貸してやってるってのに。ああそれにしても使いにくい。ん?
ふと見ると、わたしの手は猫の股間に突っ込まれる形になっておりました。
……えーっと……でも、そこにマウスがあるわけで……。
両足の間に手を突っ込まれた猫は、まことにいやぁな顔でわたしを凝視している。
……えっと。
わたしべつに、アンタの股ぐらをいじりたいわけじゃなくてだね。
ただ、マウスを……。
猫は傷ついた顔で去っていきました。
……痴漢? アンタわたしを痴漢だと言いたいのかっ?!
ムカつくぞ、猫!!
とゆー穏やかな昼下がり。
最近の彼のお気に入りは、家具の隙間。部屋の角、ふたつの家具と家具の間に、20cm四方の隙間がある。そこにわざわざ入る。
なんといっても20cmしかないので、なにもできない。苦労して入ってなにをするのかと見ていれば、そこで彼は神妙に正座している。
正座。
両手両足をきちっとそろえ、正面を見て坐っている。
ただ、正座。
他の体勢はとれないので、寝ることもできない。
ずっと、正座。
他になにもできない。
……やがて、彼はまたもそもそと出てくる。
なにがしたいんだ?
1日に1回は、絶対そこへ入る。
入ってただ正座をし、また出てくる。
猫は狭いところが好き。
彼はマウステーブルの上がお気に入りだ。
ぴったりと収まっている。
たしかに、マウステーブルは猫が丸くなるにふさわしい大きさだろう。専用に作ったのか、と言いたくなるくらい、ぴったりだよ。
猫は、カラダにぴったりの場所に入る、という習性がある。それも、飼い主のそばで、「ぴったりの場所」を探す。パソコンの前にいることの多いわたしの飼い猫だから、マウステーブルの上がお気に入り、ってのは、仕方のないことかと思う。
でもな。
すごく、不便だ。
今も、彼のカラダの下敷きになっているマウスを使うべく、手を突っ込んだ。
すると彼は、「なにするのっ?!」という驚愕の顔をしてわたしを見る。
いや、なにするのって、マウスがね、あんたの腹の下なんだよ。
ごそごそと猫のカラダ越しにマウスを動かす。
猫は「信じられない……ッ!!」という顔でわたしを見る。
なにを大袈裟な顔してんだよ、こっちは使いにくいのを我慢してマウステーブルの上を貸してやってるってのに。ああそれにしても使いにくい。ん?
ふと見ると、わたしの手は猫の股間に突っ込まれる形になっておりました。
……えーっと……でも、そこにマウスがあるわけで……。
両足の間に手を突っ込まれた猫は、まことにいやぁな顔でわたしを凝視している。
……えっと。
わたしべつに、アンタの股ぐらをいじりたいわけじゃなくてだね。
ただ、マウスを……。
猫は傷ついた顔で去っていきました。
……痴漢? アンタわたしを痴漢だと言いたいのかっ?!
ムカつくぞ、猫!!
とゆー穏やかな昼下がり。
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