君と初恋したかった。@SLAPSTICK
2002年6月24日 タカラヅカ 萌えはどこにあるかわからない。
萌えツボってのがある。それはもー明確にある。
だが、それ以外でも、ふとしたことでジャストミート、ホールインワンな萌えがやってきたりする。
今回、月バウ、きりやん単独初主役おめでとー公演『SLAPSTICK』でも、意外なトコで萌えました。
ラストの方で、るいるいメイベルがきりやんセネットに、キスをするのな。女の方からのキスだ。
するのが女なら、し終わって離れるのも、女の方からだ。イニシアチブは、すべて彼女に。
その、終わって離れる瞬間。
きりやんセネットは、閉じていた瞳を開くのだ。
それが…………わたしにはとてつもなく、萌え〜〜っっっ、だった。
「されている」というのに、萌えたのかもしれん。
静かに強引に、口付けられ、彼女のなすがままにされ、すべてを受け入れる。
半合意のうえでの唇レイプ。
そんな風情があってね。
も、萌え……。
や、わたしの主観だから、他の人はそんなふうには思えないとしてもだ。
わたしには、とてつもなく萌えだった。
きりやんだからねえ。
あの健康優良児に、そんな頽廃の魅力を感じるとはねえ(笑)。
とってもたのしみました、『SLAPSTICK』。
なんつーかね、ワシゃあもうトシじゃからね、あーゆーのに弱いんじゃわ。
我が青春の日々っちゅーか、ゴールデンデイズっちゅーかね。
わたしたちが、もっともバカで、余裕がなくて、がむしゃらで、……そして、輝いていたころ。
無我夢中で走り続けていたころ。
他人も自分も傷つけながら、泣きながら、血まみれの拳を振り上げながら、それでも、走り続けていたころ。
走らずにはいられなかったころ。
とことんバカで、今思うと恥ずかしくて穴に入りたいくらいだけど、だけど、愛しくて愛しくてたまらない、あのころ。
あのころを、思い出させるのよ。
たぶん、誰もがいつかは必ず持っていた、そしていつの間にか失っていた、なにか。
それが指の隙間からきらきら輝いているのが見える。
ワシ、ばばあじゃから。
こーゆーの、弱いんよ。
せつなくてせつなくて、たまらなくなるのよ。
きりやんのことはもともと大好きだけど、この公演を観て、もっともっと好きになったよ。
この子の持つ健康さや元気さ前向きさは、好きだけどわたしのツボとは、微妙にハズれてたのよね。
でも、さすがに実力者だなあ。
持ち味が「陽」であっても、ちゃんと「陽」ゆえのかなしさやせつなさを表現してくれる。
セネットはいい子でねえ。見ていて、とても素直に、応援したくなったよ。
君が見る夢を、わたしも見たい。
そう思える男の子だ。
こんな子と、初恋したかったなあ。
きりやんファンのWHITEちゃんが、この公演を観てなんと言うかがたのしみだー。
なんせ『愛のソナタ』を観て、「きりやんを下僕にしたい」と言った女だからな(笑)。
「きりやんなら、『奥様』と呼ばせてあげてもよくってよ」ってさ(注・WHITEちゃんは独身です)。
あとツボだったのは、さららん。
さすがポスト・タモさん!!
泣かせてなんぼだな、この野郎!(笑)
わたしにとってタモさんの究極のハマリ役は、『失われた楽園』のエリオットだ。あとは、いつぞやのTCAで、タイトル忘れたがマリコさん演じる日本武士に入れあげたせいで国が傾くっちゅーんでマリコさんがそのために自殺するとゆー、なんだこのホモ話はっ?!な国王役(ひどい日本語……。ここは勢いで読むのだ。マリコは傾国の美青年ってか)。
その、わたしの愛するヘタレ受タモさんの、あとを継げるすばらしき若手。
さららん。
顔だけじゃなく、芸風まで似てるのか君は。
さららんを見ていると、嗜虐心がうずく。
いぢめたい……いぢめたいぞっ。
ここはやはり、鬼畜OKな嘉月さんに、もっともっと責めまくってほしいとこですなっ。鼻息。
とても気分良く観劇したあと、Be-Puちゃんちへ。
ごはん食べながら、チャー様の名場面集&サヨナラショーのビデオを見る。
うわー、なつかしー。
リカちゃんかわいいー(「緑野さん、そればっか言ってる」とBe-Puちゃんにつっこまれる)ズンコ耳目立つー(群舞でも場所がわかる!)、トド髪型変ー(いつもか)、タモさんぜんぜん変わらないー(それってどうよ?)。
Be-Puちゃんはムラの前・大楽ともに観劇しているし、昨日の東宝は御堂会館で中継を見ている。
その彼女の解説入りだ。臨場感あふれるビデオ鑑賞ナリ。
ちなみにわたしは、寿美礼ちゃんが好きだ。
Be-Puちゃんは、寿美礼ちゃんが大嫌い。
したがって、あちこちで意見が分かれる(笑)。
チャー様の後ろにちらりと映る寿美礼ちゃん。
「あ、寿美礼ちゃんだ。*さいくー」
「ひどーい。でもほんとぶ*いくー。でも好きー」
てな会話が繰り返される。
「緑野さん、なんでアレが好きなの? *さいくにしか見えないけど」
いいじゃない。なんか知らんが、好みなのよ。彼女の顔がゆがんでいることぐらい、わかっているわ。でもでもなんか、すごーくいいの。好きなの。
笑顔のチャー様が映る。その後ろにピンぼけの、でもやっぱり笑顔の寿美礼ちゃん。
「かわいいー」
わたしとBe-Puちゃんが同時に声をあげる。
「緑野さん、今後ろを見て言ったでしょ」
はい。すみません(笑)。
わたしとBe-Puちゃんは、好みがまったくちがって、カケラもかすらない。
でも仲良しだ(笑)。
萌えツボってのがある。それはもー明確にある。
だが、それ以外でも、ふとしたことでジャストミート、ホールインワンな萌えがやってきたりする。
今回、月バウ、きりやん単独初主役おめでとー公演『SLAPSTICK』でも、意外なトコで萌えました。
ラストの方で、るいるいメイベルがきりやんセネットに、キスをするのな。女の方からのキスだ。
するのが女なら、し終わって離れるのも、女の方からだ。イニシアチブは、すべて彼女に。
その、終わって離れる瞬間。
きりやんセネットは、閉じていた瞳を開くのだ。
それが…………わたしにはとてつもなく、萌え〜〜っっっ、だった。
「されている」というのに、萌えたのかもしれん。
静かに強引に、口付けられ、彼女のなすがままにされ、すべてを受け入れる。
半合意のうえでの唇レイプ。
そんな風情があってね。
も、萌え……。
や、わたしの主観だから、他の人はそんなふうには思えないとしてもだ。
わたしには、とてつもなく萌えだった。
きりやんだからねえ。
あの健康優良児に、そんな頽廃の魅力を感じるとはねえ(笑)。
とってもたのしみました、『SLAPSTICK』。
なんつーかね、ワシゃあもうトシじゃからね、あーゆーのに弱いんじゃわ。
我が青春の日々っちゅーか、ゴールデンデイズっちゅーかね。
わたしたちが、もっともバカで、余裕がなくて、がむしゃらで、……そして、輝いていたころ。
無我夢中で走り続けていたころ。
他人も自分も傷つけながら、泣きながら、血まみれの拳を振り上げながら、それでも、走り続けていたころ。
走らずにはいられなかったころ。
とことんバカで、今思うと恥ずかしくて穴に入りたいくらいだけど、だけど、愛しくて愛しくてたまらない、あのころ。
あのころを、思い出させるのよ。
たぶん、誰もがいつかは必ず持っていた、そしていつの間にか失っていた、なにか。
それが指の隙間からきらきら輝いているのが見える。
ワシ、ばばあじゃから。
こーゆーの、弱いんよ。
せつなくてせつなくて、たまらなくなるのよ。
きりやんのことはもともと大好きだけど、この公演を観て、もっともっと好きになったよ。
この子の持つ健康さや元気さ前向きさは、好きだけどわたしのツボとは、微妙にハズれてたのよね。
でも、さすがに実力者だなあ。
持ち味が「陽」であっても、ちゃんと「陽」ゆえのかなしさやせつなさを表現してくれる。
セネットはいい子でねえ。見ていて、とても素直に、応援したくなったよ。
君が見る夢を、わたしも見たい。
そう思える男の子だ。
こんな子と、初恋したかったなあ。
きりやんファンのWHITEちゃんが、この公演を観てなんと言うかがたのしみだー。
なんせ『愛のソナタ』を観て、「きりやんを下僕にしたい」と言った女だからな(笑)。
「きりやんなら、『奥様』と呼ばせてあげてもよくってよ」ってさ(注・WHITEちゃんは独身です)。
あとツボだったのは、さららん。
さすがポスト・タモさん!!
泣かせてなんぼだな、この野郎!(笑)
わたしにとってタモさんの究極のハマリ役は、『失われた楽園』のエリオットだ。あとは、いつぞやのTCAで、タイトル忘れたがマリコさん演じる日本武士に入れあげたせいで国が傾くっちゅーんでマリコさんがそのために自殺するとゆー、なんだこのホモ話はっ?!な国王役(ひどい日本語……。ここは勢いで読むのだ。マリコは傾国の美青年ってか)。
その、わたしの愛するヘタレ受タモさんの、あとを継げるすばらしき若手。
さららん。
顔だけじゃなく、芸風まで似てるのか君は。
さららんを見ていると、嗜虐心がうずく。
いぢめたい……いぢめたいぞっ。
ここはやはり、鬼畜OKな嘉月さんに、もっともっと責めまくってほしいとこですなっ。鼻息。
とても気分良く観劇したあと、Be-Puちゃんちへ。
ごはん食べながら、チャー様の名場面集&サヨナラショーのビデオを見る。
うわー、なつかしー。
リカちゃんかわいいー(「緑野さん、そればっか言ってる」とBe-Puちゃんにつっこまれる)ズンコ耳目立つー(群舞でも場所がわかる!)、トド髪型変ー(いつもか)、タモさんぜんぜん変わらないー(それってどうよ?)。
Be-Puちゃんはムラの前・大楽ともに観劇しているし、昨日の東宝は御堂会館で中継を見ている。
その彼女の解説入りだ。臨場感あふれるビデオ鑑賞ナリ。
ちなみにわたしは、寿美礼ちゃんが好きだ。
Be-Puちゃんは、寿美礼ちゃんが大嫌い。
したがって、あちこちで意見が分かれる(笑)。
チャー様の後ろにちらりと映る寿美礼ちゃん。
「あ、寿美礼ちゃんだ。*さいくー」
「ひどーい。でもほんとぶ*いくー。でも好きー」
てな会話が繰り返される。
「緑野さん、なんでアレが好きなの? *さいくにしか見えないけど」
いいじゃない。なんか知らんが、好みなのよ。彼女の顔がゆがんでいることぐらい、わかっているわ。でもでもなんか、すごーくいいの。好きなの。
笑顔のチャー様が映る。その後ろにピンぼけの、でもやっぱり笑顔の寿美礼ちゃん。
「かわいいー」
わたしとBe-Puちゃんが同時に声をあげる。
「緑野さん、今後ろを見て言ったでしょ」
はい。すみません(笑)。
わたしとBe-Puちゃんは、好みがまったくちがって、カケラもかすらない。
でも仲良しだ(笑)。
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