昨日はついにやってしまった、文字数オーバー。
 3800字超えで、アウト。100字ほど消したら、なんとかセーフ。
 これからの目安にしよう、3700字まではOKだなっ(笑)。

 でもこの日記のシステムだと、それ以上は日を改めないと書けないのね。めんどーだわ。
 昨日の日記だと、わたしがまるで『追憶のバルセロナ』を嫌っているみたいじゃない。
 あのあとから、「でも好きなのよ!」語りをする予定だったのに。

 昨日、不意に思い立ってムラまで出かけた。
 そーいやわたし、大劇を観るときは大抵チケットは用意せずに行くなあ。行けばなんとかなるから好きだ、大劇。

 最初からA席ねらい。だってお金ないもん。1階9列目より前があったら、S席を買ってもいいかな、いや、9列じゃ買わないかな、などど、ゼータクなことを考えながら行ったんだけど、サバキはろくになかったなー。
 でも、はじめから「A席以下! 金欠だもん!」と思って行った日に限って、3列目だとかあっさりGETしてしまって「うれしいけどかなしい」気分になったりする、タカラヅカ・マジック。人生の罠(笑)。

 『追憶のバルセロナ』はもちろん、ナルセのアントニオにくらくらしながら観ているのだけど。

 ある意味、とってもツボだったのはコム姫のロベルトだ。あーゆー男、好きなのよね。
 正塚作品って、どーしてこう、主役カップル以外に、わたしの興味を引くカップルを持ってくるのかしら。ヒロインと、恋愛感情以外でつながりのある重要な位置にいる男、って、ヅカ作品ではほとんどお目にかからないから新鮮だしな。
 そーいやWHITEちゃんも「はじめてコムちゃんをかっこいいと思った」って言ってたっけ。

 もっとちゃんと書き込んでくれたら、いい話になるのになあ、『追憶のバルセロナ』。なんでこんな、ずさんな作りなんだろうなあ。惜しいなあ、くやしいなあ。

 と思うのは、わたしが正塚芝居を好きだからだろう。
 この、あきることなくつづけられる「自分探し」。ライフワークなんですかね。
 まったくもって、いつもの正塚。代わり映えナシ。だから、正塚作品を嫌いな人は絶対嫌いだろうし、好きな人は苦笑しながらも好きでいられるだろー。
 なんだかんだ言っても、評価してるのよ。だって今回、プロローグ派手じゃん! がんばったのね、正塚せんせー。いつも泣けるほど地味だもんね。ライトだってわりとあたってるし、主要人物数人以外、顔も見えないっていう、いつもの作りじゃないじゃん! すごいわ正塚、ふつーのタカラヅカみたいよ!!
 なんかあちこち、「うわ、正塚さんがんばってる」と、微笑ましかったっす。
 勝手に親しみを持って、客席から演出家を応援してしまう、ファン心理(笑)。ファンってのは勝手なもの。だからこんなところで暴言も吐く。クリエイターって大変だ。

 んでもって。
 わたしが正塚作品を好きな、もうひとつの理由。

 オタクだもん、わたし。
 正塚作品、ホモ度高し!!(笑)
 おいしいのよ、妄想的に。

 だーかーらー、期待したんだけどなあ。
 萌えを。

 今回は、萌えませんでした。残念なことに。
 アントニオ単体には萌えられたんだけどなー。単体じゃなー。相手役がいなくちゃなー。

 萌えがなかったのは、今の雪組の布陣が大きく関係してると思う。

 ブンちゃんとナルセって、合わないんだもんなあ。

 ブンちゃんにしろナルセにしろ、月型の男役なんだよな。
 太陽じゃない。
 こーゆー男たちは、横に太陽型がいてこそ、より輝くんだ。
 トドかワタルがいたら、ちがったのかしら。
 コム姫も分類するなら月型だし、かしげは……やっぱ月だろー。太陽にしては薄すぎるよ(いや、髪の毛じゃなくて)。
 唯一の太陽はキムちゃんだが、あの位置ではどーしよーもない。
 わたしの大好きなしぃちゃんは、ごめん、初日に観たときはどこにいるのかもわからなかった。君は太陽だと思うけど、今かなりかげってるからなあ。

 受ばっかなんだもん、今の雪組。
 攻キャラぞろいの月組がうらやましい……。

 オタクハートで今、心から応援しているのはかっしーだ。
 がんばれかっしー、ファイトだかっしー。
 だってかしげちゃん、今回おいしい役でしょ。かっしーさえがんばって化けてくれたら、とってもとってもたのしいことになるのよ。
 だってあなた、ナルセを拷問する役よねっ?!
 見えないところでなにが行われているのか、考えるとたのしーじゃないですか。

 ああだけど、所詮はかっしー……。

 わたしのオタクハートの友(これぞ心の友、という)かねすきさんにそれを報告したところ、

> 拷問されるナルセか・・・・・・・・・・・・。
> 夢みそう。
> でも、拷問するのがかっしーかー・・・。
> 夢見る前に夢さめそう。

 とゆー、見事なメールを返してくれた。(ごめんね、かねすきさん、わたしたちの愛のメールをこんなところにさらして・笑)
 ええ、かねすきさん。
 わたしがこの妄想力で、どれほど萌えな妄想をしようとしても、かっしーではちっとも色っぽいことになりません。
 なんでああも健康的なのか。
 なんでああもさわやかさんなのか。
 今回、初の鬼畜攻役に、本人とってもがんばってるのに。でもでも、ぜんぜん萌えないよーっ。涙。

 かっしーがここで鬼畜キャラに開眼してくれることを、こころから祈ってます、やほひの神様。

 うーん、強いていうなら、レオポルド×アントニオかなあ。……ってわたし、渋すぎるよ、このカップリング。きっと誰もついてきてくれない。泣。
 『ガイズ&ドールズ』で、ハリー×ビッグ・ジュールならまだわかる、って周りから言ってもらえたのに、わたしの一押しカップリングはナイスリー×ビッグ・ジュールだったしな……。
 また孤独かなー。

 ショーの話までできないなあ。また後日、か。

          ☆

今日はソフィー・マルソー主演の『ルーブルの怪人』を見てきたんだけど。
 ……予備知識のない日本人には、口をあんぐり開けちゃうよーな話だった……。
 フランスでは誰もが知ってる有名な伝説なのかもしれんが、わたしはそんなもん知らねーから、キャラクターの反応が理解できないよ。
 人が殺されたらそれは殺人事件であって、悪霊の仕業とは思わない。なにかトリックがあるはずだって思うよ。なのになんでみんな、そんなにはっきりすっぱり悪霊だと思うのよー。なんで「怪人の仕業だ!」なのよー。警察まで一緒になって。
 意識の差よね。「ルーブルには怪人がいる」というすり込みが、わたしには存在しないから。
 なんか、「わたしなんかが見に行ってごめんなさい」ってくらい、感情の折り合いをつけられない映画だった。

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